スペイン料理のパエリアは、日本人にも好きな人が多いですね。私もスペインに行ったらパエリアを毎日でも食べたいと思っていました。ところが実際に行ってみると、パエリアはランチに食べるもので、どこの店も2人前からのオーダーとなります。3人で食べても他の料理が食べられず、とても毎日食べられるものではありませんでした。実際、スペイン人も毎日食べているわけではなく、また家庭料理というよりは、大勢で集まった時に食べるちょっと特別な料理のようです。
パエリアは、日本人にはシーフードのイメージが強いですが、発祥の地のバレンシアでは、ウサギ肉や鶏肉など山の幸が中心です。また、米の代わりにフィデオという細いパスタを使ったパスタパエリア「フィデウア」という料理もあります。米を忘れた漁師が船の上で作ったのが始まりといわれています。そんなアレンジ料理のフィデウアをさらにアレンジしてみました。いつものパスタで作れますし、ご飯より気軽に試せますのでお試しを!
<材料>2~3人分
パスタ(細目がおススメ) 200g
豚こま肉(またはベーコン) 80g
魚介類(下処理をしておく) お好みで
アスパラ、パプリカなどの野菜 お好みで
タマネギ(みじん切り) 1個
ニンニク(みじん切り) 1片
水 360cc
ヤマモリのとんこつ鍋つゆ 2袋(27ml×2袋)
胡椒 少々
オリーブオイル 適量
<作り方>
1. パスタは、あらかじめ2~3cmにポキポキと折っておき、とんこつ麺つゆは、水で溶いておきます。
2. 大きめのフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、香りが出たら魚介類と野菜を炒め、8割ほど火が通ったら取り出します。
3. フライパンにタマネギのみじん切りを入れてしんなりするまで炒めます。
4. 豚肉を加えて胡椒をし、焼き色がついたらとんこつ鍋つゆを300cc分(少し残しておく)入れて煮立たせ、パスタを投入します。
5. パスタの規定茹で時間前に水分量をチェック、かたいようであれば残りのスープを加えて調整します。具をのせて温まるように蓋をして、最後に水分を飛ばしてできあがりです。
\ ポイント /
パスタのかたさはお好みがあると思いますので、規定の茹で時間の少し前にまずはチェックしてみましょう。時間になって水分が多いようであれば強火でとばします。わざと焦げをつけた方が美味しいとも言われます。また、時間に余裕があれば、あらかじめパスタを水にひたしておくと(2時間以上)、茹で時間が短く(スープの量を減らす)、モチモチした食感のパスタパエリアになります。具の説明がおおざっぱですが、実際に何を入れても美味しくなります。その時に冷蔵庫にあるものや、贅沢に肉や魚介を揃えてみるなど、工夫しながらお試しください。
\ 今回のレシピにヤマモリ!/
パエリアでもフィデウアでも大事なのはベースとなるおいしいスープです。コンソメなどでもいいのですが、ヤマモリのとんこつ鍋つゆで作ってみようと思い立ちました。クセが少ないとんこつ味なのでコクがあるけどくどくなく、魚介にもよく合います。

しょうゆを作って130年のヤマモリは、タイにおいても日本と同様に調味料を取りそろえています。鍋の素シリーズ「とんこつ鍋つゆ」は、使い勝手の良い1人用(27ml)が6袋入り。
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