シリントーン王女に店名を授かった
クルア・ドークマイ・カーオ
ホーイ・ラーイ・オップ・ヌーイ・ガティアム
(あさりのグラタン)
取材時にいたお客のほとんどが頼んでいた、この店の名物料理。あさりの歯ごたえが良い上、一口サイズに小分けしてあって食べやすい。付け合わせのトーストもカリカリの食感
クイティアオ・ムー・トゥン
(豚煮込み入り幅広米麺)
特注したセンヤイ(幅広米麺)はやわらかな口当たり。ほんのり甘みのあるスープや2時間煮込むという豚煮込み肉はどちらも濃すぎず上品な味わい
王室との縁はオーナーの親戚がシリントーン王女と親しい友人だったことが始まりで、12年前にお店を開いた時、王女が直々に店名を授けてくださったのだとか。店名は王女が飼っている犬の名前が由来で、元々は台湾・香港などで広く使われている万能薬「白花油」のことだ。
店内には王女自らが金文字で自らの中国名「詩琳通」と揮毫した創業時の看板と、その際に使った筆が目立つ場所に飾られている。まさに文字どおりの「お墨付き」というわけだ。加えて、店内の至る所には若き日の王女や会食する王女などさまざまな写真があり、王女とのゆかりの深さを感じさせる。
王女が来店されるのは年に1、2回で、決まって8、9月のお昼時に来るのだとか。「時には来店の30分前に予約の電話が来ることもあるの。いついらしてもいいように、毎日気が抜けないんです」とオーナーのジャさん。
「王女様が最初にいらっしゃった時は本当に緊張したけど、とても気さくな方で安心しました。いつもご自分でメニューを見て注文をお決めになるのですが、軽い冗談を言ったりしながら、とても楽しそうに選ばれるんですよ。料理が気に入ったら、食材やレシピについてよくお尋ねになられます」(ジャさん)
周辺には官公庁も多い土地柄、王族だけでなく政府関係者もよく利用し、外国の要人を連れて来たりもするという。パッと見はおしゃれなカフェ・レストランだが、実は由緒正しいタイ料理の名店なのだ。
店内にある創業時の看板。左上にシリントーン王女の中国名が書かれており、その時使った筆も飾られている
シックな色遣いの店内。古いタイの椅子や箱、装飾品も使われていて、タイモダンなデザイン
クルア・ドークマイ・カーオ
White Flower Bakery & Restaurant
ครัวดอกไม้ขาว
678/4-7 Bamrung Muang Rd.
10時~22時 日休
0-2225-2749~50
クイティアオ・ムー・トゥン145B、ホーイ・ラーイ・オップ・ヌーイ・ガティアム165B、ミアンカム(チャプルーの葉の薬味包み)185B、ココナッツ・ケーキ115Bピーク・ガイ・トート(手羽揚げ)90B
※サイアムスクエア・ワンにも
支店あり。








