先日の昼休み、なにやらダコの駐車場で人だかりができていました。何気に寄ってみると、ダコのメッセンジャーやらダコが入るビルのヤームさん(警備員)やらが一台のバイクに群がっています。
聞いてみると、最近ダコ・スタッフの間でアイドルとなっている子猫がバイクの前輪上部分のカバーの中に入ってしまったのだとか。もう一匹いる兄貴分の子猫に追い掛け回されて、逃げ込んだ後、出て来れなくなったようで。
メッセンジャーやヤームさんたち、最初は手を突っ込んだり、棒でつついたりして、なんとか、出てこさせようとしていたのですが、次第にカバーを叩きだしたりしています。
「それじゃあ、子猫は怖がって出て来れないよ~」と思っていましたが、案の定出てきません。業を煮やしたメッセンジャーとヤームさん、次はどうするかと見ていたら……。
なんと、バイクのカバーを取り外しに掛かりました!
工具を取り出して、いろんなところのねじを外し始めます。
それでも、カバーは外れず、最後は力ずく。バキっ! という音ともに、なにやら取れてはいけないような部品がぽろぽろと駐車場の地面に落ちていきます。
これ、だれのバイク? と聞いてみると、夜勤のヤームさんのバイクのようで。
ヤームさん仲間のものだから、少々手荒でも大丈夫なのか!? と少々気の毒になるような扱いです。
なんとか、カバーを外して、猫の頭が見えてきました。どうやら、バイクの中の部品に足が引っかかっていたようで、自力では出て来れなかった模様。
無事、子猫を救出成功!
その後、バイクを元通りに直していましたが、無事にすべての部品が元の場所に戻ったかまでは、怖くて見届けらられませんでした。
この騒動の大元とも言うべき、兄貴分の子猫は悪びれることなく、じゃれ付いてくるのでした。
……ダコ編集部は今日も平和です。
(U)