開放感あふれる!もうひとつのサイアムカントリー
ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第22回。今回は、もう1つのサイアムカントリー(第6回「オールドコース」参照)を、池田さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:池田貴
3年前のタイ赴任と同時にゴルフを開始。スコアは特訓中。日焼け大好き、しかし肌年齢を考え最近は日焼け止めを控えめに塗るようにしています。
プレイ前から上がる テンション
サイアムカントリーと聞くとまず浮かぶのは、オールドコースですが、こちらも3年前にLPGAホンダ・クラシックが開催されたように、オールド同様に素晴らしいコース。親切な日本人スタッフも常駐し、気持ちよくプレイできます。
ここの特徴を一言でいうと開放感! オープンな雰囲気のクラブハウスからパタヤの街も見渡せ、プレイ前からテンション上がりまくりです。コースはすべて山岳丘陵タイプの3コース。シュガーケーン(A)、タピオカ(B)、パイナップル(C)とプランテーションに因んだ名前になっています。
発声もゴルフのうち
が、しかし甘~いのは名前だけ。どのコースも基本的に打ち上げ・打ち下しになっており、フェアウェイとグリーンはアンジュレーションがきつく、さらに砲台グリーン。つねに危険をはらんだ設計です。思いもよらぬ事態が発生することも多く、「えっ~!」、「おいおいっ!」と発声練習もできます(笑)。水の絡みがほとんどなく、少ない小遣いでやりくりしている私にとって、ボールをなくす心配が少ないのは助かります。バンカーに落とすことが多い私は、キャディさんにいつも「トクサイさん」と呼ばれています(苦笑)。
お勧めホールはシュガーケーンの1番と5番。左ドッグのミドルの1番ですが「そんなしてまで邪魔したいんかい!」ってぼやく位のバンカー蟻地獄です。
5番もバンカーの多い、打ち上げのロングですが「どっちに打ったらええねん!」って自然に笑いが起こるほど、開放感を感じるホールです。おまけにホールアウト後は、パタヤ~ジョムティエンが一望できる絶景ポイントで、開放感も随一。もちろん、スコア次第ですが……。
終わった後も開放感
プレイ後のシャワー。ロッカー室から入って右側では、コースを眺めながらシャワーが浴びられます。一緒に後悔もさっぱり流してください。さっぱりの後はビールで乾杯! も、いいですがお酒が苦手な方にはシーラチャー方面名産パイナップルで作ったナム・サパロット・パンをお試しあれ。「うまっ!」です。
開放感を体感できるプランテーション、お勧めです。
Siam Country Club Plantation
住所 50/6 Moo 9, Pong, Banglamung, Chonburi
電話 0-3890-9600
HP www.siamcountryclub.com/p_about.html
料金 ビジター:平日3000B、土日祝3600B キャディ350B/18ホール カート650B(必須)
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★☆
食事 ★★★☆☆
清潔さ ★★★★★
ココ注意!:季節によってハエが多いので、飲物に混入注意