コース充実なのにお値打ち!のんびり気楽に満足できる
ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第15回。今回は、バンコクでは珍しい、36ホールあるコースをアラカンゴルファー・金田さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:金田光司
ゴルフ歴30年以上。飛距離の衰えを道具で補わざるを得ない、在タイ十数年のアラカンゴルファー。
初心者から上級者まで楽しめるコース
プレジデント・カントリークラブは、1993年に設立された、バンコクでは数少ない36ホールを有するゴルフコースです。
コース設計は、世界で150カ所以上、日本でも19カ所を設計したロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアが担当。地形、景観を生かしつつ、大きな池とバンカーを多く配することで戦略性を高める、という彼の設計思想がよく表れています。グリーンが早く、アンジュレーションが施されていますが、フェアウェイは広くOBもないので初心者から上級者まで楽しめるコースといえます。
場所はミンブリー。バンコクから45~50分の近場にあり、コースの隅々まで、常に手入れが行き届いているのに、手頃な値段なのも一押しの理由です。
ビールが待っている! 勝負の池越え
さて、ここでのお勧めホールは、クラブハウスの前に見える大きな池を両側から挟んで配置された東9番(E-18)と南9番(S-18)ですが、1番はなんと言っても南9番ホール。パー5のロングで、うまく行けばパーオンも可能なものの、ティーグラウンドからグリーンまでの右側がずっと池に接しているのがクセモノです。
左のバンカーを避け、右の池を気にしながらやや右側を狙う1打目に続き、2打目で残り150~60ヤード地点にたどり着ければ上々。
グリーン手前で池が張り出しているので、池越えのパーオンを狙うか、左側に避け4打目の寄せワンを狙うか思案のしどころです。
池ポチャの苦い思い出が脳裏に浮かぶも、おいしいビールが待っている。ここは思い切って池越えパー狙い。結果は……?
のんびり優雅なプレイを
ゴルフといえば友人同士やコンペ等、4人でプレイするケースが多いですが、ここは36ホールあるので週末でも午後からは夫婦2人で出掛けてもよし、また1人でぶらりと行ってもよし。タイでなければ味わえないのんびりと優雅な雰囲気の中でプレイを楽しめます。
ちなみにご主人がメンバーなら、奥様も同様の扱いを受けられるので、ぜひメンバーになってあなたものんびりと優雅なゴルフを楽しまれてはいかが?
President Country Club
住所 42 Moo 8, Suwintawongse Rd. Lumtoiting, Nongjok, Bangkok
電話 0-2988-7555~63
HP www.president.co.th
料金 ビジター:平日1300B、土日2400B キャディ250B/18ホール
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★★
料金 ★★★★☆
施設 ★★★★☆Vol
ココ注意!:男性キャディ有(嫌だという友人もいるので……)