11月25日はローイクラトンでした。
実は12年前にバンコクのカオサン近くの運河で一度ローイクラトンを見たことがありました。ロウソクが灯されたクラトン(灯籠)が川面にゆらゆらと揺れながら、ゆっくりと流れていく。川面一面がオレンジの淡い光に埋め尽くされ、本当に幻想的な美しい光景でした。
今年はそれがまた見られる、ということでかなりハイテンションに。しかもダコ編集部では、タイ人スタッフがクラトンをみんなで作るということで、私も呼ばれて自作のクラトンを作りました。なかなかの出来栄えに自分でも満足してましたが、しばらくするとタイ人スタッフが「これあなたのね」とビニール袋に入れて持ってきてくれたものは、かなり改造されてました。タイ人スタッフ曰く「少しだけかっこよくしてあげたの」。いや、少しじゃなく、同じなのは土台だけ。まぁ、ちょっぴりヘコみはしましたが、それでも(一応)自作のクラトンを流せるのはうれしい。

BTSプロムポン駅を利用している私は、仕事帰りに駅近くのローイクラトンの人気スポット「ベンジャシリ公園」で流すことに。駅の中、外はすでに大勢の人でごった返し。前に進むのも大変でしたが、何とか公園内に。
あの幻想的な光景よふたたび⋯⋯。という期待を胸に池の方へと進んで行きました。しかし池に着くと目の前にはあの幻想的な光はありません。このときたまたま雨が降り始め、風も出ていたのでロウソクの灯はすぐに消えてしまっていたのです。しかも池なので流れず、池の縁に大量のクラトンが漂っている。暗いということもあり、はっきり言ってゴミだらけの池にしか見えない。12年前とのあまりの違いに、テンション下がりまくり。でも自作クラトンを流すべく、かなりしつこくロウソクに灯を付けようと頑張りました。横にいたおっちゃんが、あまりに私がしつこいので、「もう、あきらめろ」という仕草。しかしほんの一瞬だけ灯がつき、何とか流すことに成功。

すぐに消えましたが、ここで意地を見せたことに少し満足。
まぁ、期待が大きかっただけに、少しほろ苦い今年のローイクラトンでした。(Jun)








