ちょっトリップ

サファリワールド

荒れるバンコク中心地の日常から離れて、ひとときエスケープできるスポットへ。見どころでごはん食べて、ほっと一息。今回は無駄な争いはしない動物たちが迎えてくれるサファリです。次はあなたがホワイトタイガーに会えますように。

旅して書く係:ニコ  もっさりと毛に覆われた動物が好きです。

おみごと! 動物芸

ついに憧れのサファリワールドにやってきました。開園20年を迎えたこちらは、動物園(マリンパーク)とサファリパークが一体化した広大なレジャーパークです。

入り口でもらったショー・スケジュールによると、園内では実に7つもの会場で順番にショーが行われます。まずは日本でもおなじみのアシカショーから。

期待しないで臨んだものの、コミカルなMCとテンポ良く繰り出される芸の連続に心を奪われ、他のショーへの期待が高まります。次は象ショーとカウボーイ・スタントショーが同じ時間にあるけどどっちがいい? と編集部ペーさん。「タイ人ならカウボーイを選ぶよ、象は見慣れてるし」。なるほど、と納得しつつガイジンの意見を優先して象ショーへ。

ここの見所は世界で話題になったエレファントアート。2頭の象がこちらに背中を向けて、それぞれキャンバスに筆を走らせます。あっという間に描き上げ、象さん退場。そこには見事な樹木の絵が! 色づかいといい造形といいかなり写実的で、知能の高さを目の当たりにしました。その後、清潔感とレジャー感あふれるクーポン食堂で昼食をとり、イルカ&ベルーガ(ハクジラ)ショーへ。

圧巻はイルカとインド人

会場に一歩踏み入れて驚愕。そこはインドミュージックで盛り上がるインド人のお祭り会場と化していました。どうやらいくつもの団体が一緒に来ているらしく、何百というインド人が広大な客席を埋めています。おじさま達はウキウキのあまり客席前のスペースに集まって踊り出す始末。客席の皆さんも大騒ぎです。

今はインド人と中国人の団体客が多いらしく、MCが「ナマステ、謝謝」と挨拶していました。インドパワーに圧倒されつつイルカの賢さで我に返り、ベルーガの愛らしさに頬が緩みます。

カピバラの前に、本格的なスパイショー
ここでついに問題が。次のスパイウォー・ショーを観るか否か。ガイジンとしては「否」と言いたいところですが、そもそもどうしてサファリにスパイが? もはやサファリ気分は後まわし。疑問を解決するべく会場へ。園内で最も大がかりなステージ見て、その答えが分かったような気がしました。そこはまるでロジャー・ムーアやショーン・コネリー時代の007の世界。敵のアジトや海と崖を模したプールで繰り広げられるアクションは、猛スピードの水上バイクスタントや爆発シーン、派手な銃撃戦もあって本格的です。その後、鳥のショーを見て、園内散策。あ、カピバラ! うわっ巨大魚! こっちではセイウチが手を振ってる。

ご愛敬、ハリボテくん

これまで南国の動物園といえば、標準よりもスリムなケモノ達の印象がありました。でもここのケモノ達は暑さにも負けず理想的な体型を維持しています。ホワイトタイガーもシロクマもふっくら。表情も穏やかで可愛らしさを漂わせています。木の生い茂る薄暗い池にはワニが。柵はあるものの、びっくりするほど間近で見ることができます。あっ、柵からワニが飛びだしてる! と思ったら張りぼてでした。ここは本物だけでなく本物ソックリの動物達が至る所に潜み、お客さんを驚かしたりスルーされたりしています。

起きて!サファリパーク

そしてついにサファリパークへ。バス(別途30B)に乗ると、まずは穏やかな草食動物エリアで、ダチョウやキリン、シカ、サイなどに会えます。そして木々で覆われた2重扉の通路を越えると、そこは危険な肉食動物の世界……。出ました、トラにライオンにクマ!でもみんな寝てる。動物園の充実度に比べるとちょっと寂しい気も。時間が合えば大興奮のエサやりも見られるそうです。今度はショーなしで、ゆっくり動物を見に来ようかな。年間パスもあるそうですよ。

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