ちょっトリップ

生き物好きな息子とテウェート市場周辺紀行

虫好き魚好き、とにかく生き物付好きな子どもをお持ちのみなさん、ご一読を。スクムビットの街中からはずれて、子どもも大人ものびのびできる市場へのご案内です。次はあなたが子ども孝行できますように。

おすすめ係 タイガー伊達  中国醤油を使いこなせない料理好き駐在員

先日、窓の前でぼーっとしている息子を発見。

「リスって電線の上を器用に歩くね」とほざいている。息子は生き物が大好きである。今日はゴルフもないし、たまには生き物に触れさせてあげたいと息子とチャオプラヤー川沿いにあるタムブン(徳を積む行為)で有名なテウェート市場周辺に行ってきた。

テウェートへは、チャオプラヤー・エキスプレスで川を上り船着場から行くのが簡単だが、今回はBTSパヤタイ駅から72番のバスに乗った。終点なので乗り過ごす事がないから安心だ。所要時間、約25分。エアコン付のバスなら「テウェート」と言い、14Bを渡せばOK。エアコン無しの赤バスなら黙って7Bを出すだけだ。

寄り道、買い食い、ほっとひと息

テウェート市場前のサムセン通りには市場に入りきれない売り子があふれ出ている。果物や新鮮な野菜が中心だ。「パパ、スーパーより安いね」息子も少しは興味があるみたいだ。ほとんどの野菜が、一山5~10B単位で売られている。道沿いの人だかりをのぞいてみる。ロールケーキ1個9B、小腹が空いたのでつい手が伸びる。紙に包まれた昔ながらのお菓子、うまい。

このあたりは、古い洋服屋や道具屋など雑貨店が並び、その価格の安さにも驚くが、レトロな柄の中国製が多いことにも気がつく。こうした店を散策しても面白そうだが、目的は『生き物』である、息子が文句を言い出す前に市場に急ごう。

川の生き物、タムブン・リサイクル

市場のゲートを潜ると、魚の濃厚な臭いがする。野菜、豚肉など新鮮な売り場の奥に、生きたままの鯰や河魚が売られていた。
魚の動きをよく見ようと顔を近づける息子。その息子の顔に魚の跳ねた水が掛かるが一考に気にしていない様子だ。しかし本当に活きがよい。もう少し奥に進むと、そこには都合6軒ほどのタムブン専用の売り場があった。スッポン大小、うなぎ、小魚、カエルなどなど様々な生き物が売られている。貝まで、ある。これは、買ったお客が川に生き物を帰してやり、功徳を積むために売られているものだが、どうも息子には納得できないようだ。

タムブン屋の脇で足の濡れたおじさんが籠を小脇に抱えて歩いていた。しばらくすると籠の中から大量の亀を取り出し店の水槽に入れ始めた。 「パパ、あれって……」、息子は見てはいけないものを見てしまったような顔をしている。写真は撮るな、と文句を言い出すおばさん。そうだったのか……。気を取り直して市場の横にある通称タムブン寺、ワット・テーワラート・クンチョンに向かうことにした。

市場の奥からソイを少し河沿いに入るとそこには寺があった。寺の周りは古き良き木造住宅、ピカピカに装飾された寺、とても立派である。巡礼者がひっきりなしに訪れていた。タイ人の休日の意外な過ごし方を垣間見た感があった。サムセン通りもそぞろ歩こう
寺を後にしてサムセン通りに向かうとそこに多数のゲストハウスの看板。ここは国立図書館を横にカオサンに疲れたバックパッカーが集まる場所として有名な安宿街である。

ソイで遊ぶ裸足の子供、日向でくつろぐ老人、古き良き暮らしがそこにあった。

外国人用のレストランも多くある。市場、ゲストハウス、寺……、この組み合わせが何とも言えない。昼食はゲストハウス併設のカフェに入った。メニューも豊富でしかも英語表記、味もまあまあで疲れ気味の身体には丁度良い。息子も甘さ抑えめのスイカシェイクが気に入ったようだ。気のせいか中華系のオーナーの対応が優しく感じる。タイは子供には優しい社会なので子連れのおじさんにも優しくしてくれる。この通り、ゲストハウス以外にもなかなかしゃれたスポットがありそうである。

育てることがタムブンかもな

クルンカセム通りを入り、植木屋をチラ見しながらテウェートの船着場にやってきた。船着場の入り口には大きな袋に入ったパンくずやタンブン用の魚や亀が多く売られていた。「さっき買った亀、逃がそうね」と気持ちが高まる息子。しかし、そこには巨大に成長した魚の群れ。小亀を放そうにも、このあんぐりと大口を空けて待つ魚の居る場所に放すのが、タムブンと言えるのか。餌に群がる魚が波を起こし、船着場が大きく揺れる。「ちょっと怖い」と息子。結局、大きくなるまで家で育てようと、亀は家にもって帰ることに。

これがタムブンになったのかはわからないが、生き物とタイの意外な一面にみた旅だった。近いからまた来ようっと。

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