ちょっトリップ

スパンブリー県のサームチュック百年市場

今回は、個人の休日にふらりとひとりでも行けるし、車を連ねての社員旅行にも使える旅へご案内。
バンコクから車で2時間ちょい、130kmほど北上した位置にあるスパンブリー県の百年市場で遊んできました。
次はあなたの会社でも、行けますように。

 

 

【旅して書く係】 編集部KN 社員旅行のたびにタイの魅力を再発見する

みなさんの会社で社員旅行はありますか?
ダコ編集部はあります。今年は経理のブン(コラム「ブンに訊け」p.45の回答者)の誕生日に合わせて行ってきました。
車4台を連ねて、バンコクからスパンブリー県へ。

タイ人も知らないような穴場をめぐる朝から晩までのローカルなコースなのですが、すべて回るのは自家用車か貸切車、社用車がないと無理。
大いにはしゃげ、大いにダラダラでき、社員旅行にはおすすめなのですが……。

人事部、総務部、レクリエーション部のみなさん、コラム最後のスケジュールを参考に次の行き先検討委員会にはかってみてはいかがでしょう。
さて、「今度の休日どうしようかな」という個人旅行組のみなさん!
今回の社員旅行のメインスポット、サームチュック百年市場には戦勝記念塔からロット・トゥー(乗り合いバン)で直行できます。
レトロな風が吹き渡る5本のソイ(=小道)に並ぶ家々の店を覗きながら歩きましょう。

 

団子とご飯。名物は喰らいましょう

ユネスコが2009年にアジア太平洋地域の文化遺産保護を目的としたコンテストで受賞したサームチュック百年市場の集落。
入り口は数カ所ありますが、ロット・トゥーを降りたら、目の前の川にかかっている小さい橋を渡り、UOB大華銀行前の通路から入ります。
タイ語の名称入りTシャツやパンツ、マレーシア式のアイスティー、地元で獲れた魚の干物、アルマイトやセルロイドで出来た食器や雑貨など、両脇の商店に心が躍ります。
中でも名物といえば、巨大なルークチン(つみれ)とカオ・ホー・バイ・ブア(蓮の葉で包んだ蒸しご飯)。

バンコクで目にするものの50倍はあるルークチンもドンと並びます。
「どうやって食べるん?」
「ちぎってさ」
と当然のやりとりも自然発生。

これは試さないといけません。3倍ぐらいの豚肉の団子を食べました。
かなり肉の匂いがぷりんとします。ぎゅうぎゅうに詰まっていて噛みごたえあり。
市場内のソイ1の突き当たり、橋の袂にある食堂「ラーン・シリ・ロート」で食べた蓮の葉ご飯は、まるで薄味の炊き込みご飯。
削いだ川魚、にんじん、ナムプリックが混ぜてありました。素材は生きていますが、かなりのあっさり味。味噌汁に合いそうです。

 

時代の流れを感じて歩く

この市場は歩き始めてすぐに地元の匂いがぷんぷん。カフェのドリンクメニュー以外は英語表記もほとんどありません。
さらにそそられるのが、昭和の香りがするタイの玩具や雑貨があちこちに売られていること。
キッチュなプラモデルやぜんまい人形、ブリキのおもちゃなど、地元価格なので大人買いしたくなります。

特にソイ2は、サームチュック博物館と中国商人の屋敷など歴史的見所も多く、じっくり歩かないといけません。
コーラのレトロな看板が目を引いたりと、100年の時を風情たっぷり演出しています。
同じように2008年にユネスコで受賞したサムットソンクラーム県のアムパワー水上市場よりまだまだローカル。
こっそり来たい気持ちになります。

社員旅行では2時間ちょいの自由時間で消化不良。
ビール飲んでまったりする時間がほしかったし、ソイ1と2しかじっくり見られなかったのでまた来ます。
今週末にひとりで行こう、と考えています。

サームチュック百年市場
住所 73 Moo 2,Samchuk,Supanburi
営業 8時半~17時半
電話 0-3557-1571
HP    http://www.samchuk.in.th/

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