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【虚構新聞バンコク版第78報】 タイで「脱プラ」急加速 屋台の袋ドリンク、迫られる方針転換

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虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。

タイ名物「袋ドリンク」も脱プラで大きな変更を余儀なくされそうだ

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 プラスチックごみによる海洋汚染が深刻な環境問題として世界的に関心が高まる中、タイではおなじみの「袋ドリンク屋台」も今年に入って大きな変化が訪れ始めている。「脱プラスチック」時代の生き残りをかけて試行錯誤するドリンク屋台を取材した。

 年間数百億枚が消費されるレジ袋の削減に向け、タイでは1月1日から大手スーパーやコンビニエンスストアでレジ袋の配布を取りやめた。当初はマイバッグ代わりにバケツや壺を持った買い物客が店を訪れるなどの混乱があったが、現在はレジ袋廃止が徐々に浸透しつつある。

 「時代の流れには逆らえません」。カオサン通りでドリンク屋台を営む男性は、飲み物を注ぐ袋をビニール製から紙製に切り替えた。紙袋に入った氷たっぷりのコーラは今にも漏れ出しそうだったが、「20秒以内に一気飲みすれば問題ない」という。

 袋での提供をあきらめた屋台もある。シーロム通り周辺にある屋台では、ドリンクをレードルから客の口に直接注ぐ方式に切り替えた。「ビニール袋廃止で売り上げが減るのでは」と心配していたが、市民の脱プラ意識が高まっているためか、今のところ大きな影響は出ていないそうだ。ただ、人気メニューだった「煮えたぎるオバルティン(麦芽飲料)」が、まだ1杯も売れていないという。

 オンヌット通りにあるソムチャイさんの屋台では、袋ドリンク廃止を機に「飲み放題」のサブスクリプションを導入した。1回100バーツを支払えば、氷とドリンクを張った桶を顔をつけてから息が続くまで好きなだけ飲み続けることができる。昨今流行のサブスクリプションの物珍しさから人気は上々で、顔がナムデーンで真っ赤に染まった人や、桶に顔をつけたまま身動き一つせず、30分経っても顔を上げようとしない欲張りな人の姿も。「スパイ映画で見た水責めの拷問から思いつきました」とソムチャイさんは話す。

 今のところ、長年市民に親しまれてきた袋ドリンクに変わる「正解」はまだなく、提供方法を模索する動きはしばらく続きそうだ。

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