虚構新聞(http://kyoko-np.net)について
虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。
余ったサタンコインの使い道はタイ国民にとって悩みの種だ
これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。
バンコク都ラップラオ区のマンションで17日午後、突然天井の一部が崩れ落ちる騒ぎがあった。当時マンションの住人は外出中でけが人はいなかった。
ラップラオにある8階建てワンルームマンション「タオフー・スクエア」で、住民から「建物の一部が崩れたようだ」と199番通報があった。消防が駆けつけたところ、マンション2階の一室で天井が縦横1.3mにわたって崩れていた。
騒ぎで駆けつけた住人男性は「こういう日が来るのではないかという気はしていた」と話す。室内のがれきからはコンクリート片とともに山のように積まれた25サタン硬貨と50サタン硬貨が見つかり、さながらコイン落としゲームのような惨状に変わり果てていた。
男性は引っ越して以来17年間サタン硬貨を自室に放置していたと説明しており、床が硬貨の重みに耐え切れず崩れ落ちたとみられる。耐荷重から計算すると、室内の硬貨は50万枚(約1トン)以上に及ぶ可能性がある。
サタン硬貨をため込んでいた理由について男性は「どの店も釣り銭では出すくせにこちらが払おうとしてもだれも受け取ってくれないので、部屋に捨て置くしかなかった」と話す。
男性は下の階の住人に謝罪し、修復費は事故の原因になった数十万B分のサタン硬貨で負担すると申し出た。「やっと使いどころが見つかった」と男性は安堵の表情を浮かべたが、当然建築会社もサタンでの支払いを拒否する方針だ。
これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。