ヤマモリから1人前から作れる鍋の素が出たと聞いて、まず思ったのが「これで鍋の〆を気兼ねなく楽しめる!」ということでした。鍋そのものを楽しむ機会はよくありますが、健康を考えて〆を控えなければいけないお年頃なのです。それに昼に鍋は重過ぎることもあり、鍋の〆はなんだか遠いものになっておりました。
鍋を飛ばして〆に直行、それを〆と呼ぶのかという疑問もありますが、鍋の素を使うことで鍋感を味わうのが重要です。
ちょうど知り合いからタイでも販売している韓国の「サリ麺」を勧められました。韓国人が鍋の〆に使うスープなしのインスタント麺だそうです。煮込んでものびにくく、つるつるだけどモッチリで油を感じることもありません。さすが1人当たりのインスタント麺の消費量が世界一の国だけありますね。
ちなみに日本は、6位です。インスタント麺を生んだ国としては残念な気もしますが、蕎麦やうどん、素麺やパスタなど多くの麺を楽しむ人がいるからでしょう。鍋の〆もラーメンに限らず、ご飯かうどんかと毎度悩んでしまいます。
<材料> 1人分
サリ麺(またはお好みの麺) 1袋
豚肉(バラまたはスライス) 70g
ニラ 70g
温泉卵 1個
ごま油 少々
水 400ml
キムチ鍋つゆ 2袋
<作り方>
①ニラは数センチにカット、温泉卵は殻ごとお湯に入れて温めておきます。
②鍋にごま油をひいて豚肉を炒め、軽く火が通ったら水とキムチ鍋つゆを入れて沸騰させます。
③麺を入れて柔らかくなりかけたらニラと温泉卵を入れます。
\ ポイント /
豚肉を炒めないで、麺を入れたお湯が沸騰したところで入れるとより手軽です。ただ、その場合はアクが出ますので、気になるならとってください。鍋のように肉のほかに野菜具だくさんにする場合は、まず具に火を通してから麺を入れてください。キムチをプラスして具にする場合は、先に炒めるとより本格的ではありますが、キムチの乳酸菌を活かして体に取り入れたい場合は、加熱しないでトッピングにしてもいいでしょう。
\ 今回のレシピにヤマモリ!/
今回は、ヤマモリのお手並み拝見(!?)ということで、サリ麺を使ってシンプルかつ黄金の組み合わせのニラ玉麺にしました。
単にラーメンを作るのとは違い、具が少なめなのにしっかり鍋を感じられるから不思議です。キムチ味ですが、万人ウケする辛さで味に深みがあります。辛味が少なすぎるとおいしくありません。このギリギリの辛さのバランスは、伝統ある日本の会社だからできたのだと納得の味です。

しょうゆを作って130年のヤマモリは、タイにおいても日本と同じようにいろいろなしょうゆを揃えています。新登場の鍋の素シリーズ、キムチ鍋つゆ。万人ウケする辛さで味に深みがあります。35ml×6