日本人の揚げ物離れが深刻だという話を耳にしました。健康を考えたらいい傾向ですが、周りには揚げ物ラバーがたくさんいて減っているとは思えません。どうやら、家庭で手作りする人が減っているということでした。キッチンが汚れる、油の処理に困るなど、まぁ納得の理由です。私も揚げ物は作らず、揚げたてを出すお店で食べることにしています。
なかでもコロッケを手作りする人は10年前に比べて半減しているそうです。コロッケは手間の割りに感動してもらえない、買った方が安くておいしいといった理由もあるようです。
でもタイでは、日本ほど手軽に買うことはできないですね。そこで、スコップコロッケをおすすめします。スコップ料理とは、大皿料理を大人数でワイワイすくって食べるもので、パーティー料理として重宝されています。スコップコロッケは、丸めたり揚げたりする必要がなく、器によって色んなサイズで楽しめます。
今回は、ハロウィンも近いので、カボチャを使ってみましたが、クリームコロッケやメンチカツなどいろいろ試してみてください。
<カボチャのスコップコロッケ> 4人分
カボチャ 500g
タマネギ 200g
ひき肉 100g
パン粉 20~30g
塩・胡椒・しょう油・油 適量
ヤマモリとんかつソース(またはウスターソース) お好みで
<作り方>
(1) カボチャは皮を剥いて(皮付きのままでもOK)、種とワタを取って一口大にカットし、電子レンジで柔らかくしてからマッシュします。
(2) タマネギはみじん切りにして油で炒め、茶色くなったらひき肉を入れて、軽く塩・胡椒、しょう油で下味をつけてカボチャと混ぜます。
(3) 耐熱皿に入れて、パン粉をのせてトースターで焦げ目がつくまで焼きます。ソースをかけてどうぞ。
分量は、容器に合わせて調整してください。時間があればパン粉を先に乾煎りして茶色くしておくと、全体がきれいな色になります。タイのカボチャは水分が多いので必要ないかもしれませんが、固いようでしたら牛乳や豆乳で柔らかくしてください。
\ 今回のレシピにヤマモリ!/
見た目はグラタンのようなスコップコロッケですが、ソースをかけて食べると、たちまち納得の味に。つまりコロッケは、ソースなしには語れないということですね。あなたはウスターソース派? とんかつソース派? ヤマモリはタイで生産・販売しているので気軽に2種類のソースを試してみてはいかがでしょうか。