曼谷シャワー

【曼谷シャワー】タイも日本も 反抗期? vol. 386

下の息子も中学1年生。なかなか難しいお年頃。いわゆる思春期というやつで、機嫌がいいときと悪い時の差が激しい。機嫌が悪いと、靴下がないとか、夕飯のおかずが気に入らないとか、そんなことでやたら怒鳴り散らすし、何かあればいつも私のせい。中間テストの成績が悪かったのも、私が「スマホを取り上げなかった」から。

この前もちょっとしたことで怒りだし、階段の壁をドンッとたたき、穴を開けた。その後、自分の部屋のドアに「殺す。一生入ってくんな」の張り紙が。しかも、「殺」の「メ」の部分が、「米」になっていて、恥ずかしい。どんなに食いしん坊なのか。

ある日の朝、息子が騒いでいたので、登校後にヨードが、「なんで騒いでいたの?」と聞いてきた。「日本では、ローク・モー2(中2病)って言うんだよ(微妙に意味が違うけど)」と答えると、「ああ、分かる、分かる。俺も中1のころは、母親に怒鳴ってばかりいた」と。

え~~~!! 実は、今までずっと「タイ人には反抗期がない説」というのを勝手に信じていた。昔、ジムの隣に住んでいた男の子も素直だったし、15、16歳の住み込みの練習生たちも、練習が終わると公衆電話で田舎にいるお母さんに電話をかけたりしていたので、やっぱりタイは子供に優しく、(ヨードを見ても)甘やかして育てるから、鬱積して反抗することはないんだろうな、と思っていたのだ。

最近では、私だけでなく、ヨードに対しても反抗することも多く、ヨードがタイ語で怒ると、「日本にいるんだから、日本語でしゃべれよ」と激怒。先日も、息子から「壁を壊した」とラインがあったので、理由を聞くと「風呂上がり、パパが俺の裸を勝手にスマホで友達に見せた」とか。ヨードは、「友達とテレビ通話をしていただけで、そんなことやってない」と言う。で、帰宅すると、どうやらドアをガンッと開けて、壁にドアノブがあたったらしく、まるでクッキー型を使ったかのように、ドアノブ型に穴が開いていた(泣)。

ヨードも今は、お母さん思いだし、息子の反抗期も今だけと思えば、なんとか乗り切れるか!?


下関崇子/ムエタイ修行のために来タイした元プロキックボクサー。タイ人トレーナー、ヨード氏と結婚し一男一女の母に。2006年6月、6年間のタイ生活に終止符をうち一家で日本へ。草の根の日タイ交流、続行中!

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