タイ料理

ママー・オーホー

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オーホーな一年になりますように

この原稿を書いている12月某日、バンコクは摂氏17度という信じられない冷え込みとなった。こんな時は鍋に限る。鍋と言えば真っ先に思いつく一軒がある。なんと、鍋料理にインスタント麺を使っているんだ。

店の前で最初に目につくのは、順番待ちの長い行列だ。幸い僕は予約をしていたのですんなり入ることができた。皆さんもぜひ、予約して行くといいよ。遅い時間ほど混むからね。

そのメニュー名は「ママー・オーホー」。ママーは人気のインスタント麺ブランドだが、インスタント麺全般の代名詞としても使われている。特にトムヤム味を指すことが多い。オーホーは驚いたときに使う感嘆詞。目の前にサーブされると、だれもがその具材がぎっしり詰まった鍋を見て「オーホー」と叫んでしまうからだ。

 

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ママー・オーホー

 

オーホーの内訳はエビやイカ、蟹肉などシーフードが中心。そのほか豚団子、ムー・グロープ(カリカリ揚げ豚)、生卵、野菜にトムヤムの具材だ。そして欠かせないのがママー。

卵の黄身を崩して混ぜ、スープを一口すする。マナオの刺激的な酸味が第一陣として到着。続いてトムヤムならではの甘味・辛味・コクがやってくる。最初の一口だけで行列の理由が分かった気がした。これぞ本物のトムヤムだ。

しかしその後、さらに強烈な刺激が追いかけて来る。ここはハーブとスパイスを通常より多めに使っているのだ。外国人に気兼ねしない、タイ人のための辛さだ。麺は日本のラーメンほど弾力はないが、タイ人にはお馴染みのあの食感だ。

この時期の異常な寒さと鍋は、なかなか新年の雰囲気にお似合いじゃないかな。
明けましておめでとうございます。今年も美味で満ち足りた一年になりますように。つい「オーホー」と叫んでしまうほどに。

 

カオトムペット・ジェー・オウ

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ママー鍋で話題の店主オウさんは、店の創業年数とほぼ同じ60歳。初代である祖父の看板メニュー、アヒル粥は、今もこの店のメインメニューだ。ママー・オーホー(120~800B)は23時から翌1時までの販売。準備に手間がかかり、お客を待たせるのが心苦しいと、一度は販売を辞めたこともある。しかし客の強い要望で、1日2時間だけ復活することになったんだ。鍋以外にもヤム・サーモン(250B)やムー・グロープ(100~200B)など人気メニューはたくさんあるよ。

 

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DATA
時間:17時半~翌2時(キッチンは1時まで) 無休
電話:06-4118-5888

 

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