《ずばり実感報告》未体験の温かさ!お腹の中からじ~んわりっ
クーラーは女性の大敵!
暑い日々、それから逃れようとショッピングモールに入れば、クーラーがここぞとばかり効いていて、寒すぎるバンコク生活。気温差にやられて風邪をひいたり、冷え性や生理不順になることが最近の悩みだ。どうにかならないか……と思っていたところ、体を芯から温めるラジオ波なるものを、タイで唯一体験できる「スクンビットクリニック」の話を聞いた。
BTSプロムポン駅から徒歩2分、バー「ロビンフット」の隣のビルの4階。ドキドキしながら扉を開けると、日本語がペラペラの女性タイ人スタッフと院長の森先生、そして女性客が談笑していた。寒すぎず、暑すぎず、ちょうどいい温度の院内。リラックスできる音楽が流れており、明るい雰囲気で出迎えてくれた。
話を聞くと、森先生は日本で整骨院をグループ展開されていて、プロアスリートの施術も担当するすごい先生だそう。若くて、軽そうな(失礼?)見た目からは想像できない。さて今日はよろしくお願いいたします!
電気椅子は3万V
見た目は優雅ですが3万Vの電流を感じています
ピカチュウが10万Vの電流で相手を黒焦げにするのはおなじみだけど、その3分の1の電気が流れる椅子があるという。その名も「ヘルストロン」。茶焦げくらいにはなりそうな名前ではないか。ラジオ波の前にこれもぜひと勧められた。まず指先にビリビリッとくる、痛みはない。次第に筋肉がほぐれるような感じがして、体の中の血液の流れを感じる。 椅子の下から上にかけて電気が通り抜け、酸性の血液をイオン化し、アルカリ性に変えることで血流が良くなるのだそうだ。
「血流改善で病気は治せるんだよね〜」とアツく語る先生によると、肩こり、腰痛、不眠や便秘などにも効果があるらしい。1回20分で120Bと料金のほうもお手軽だ。
と先生は、突然笑いながら私の手に触れてきた。ビリビリッ! 椅子に座ったまま周りの人や物に触れると、強い静電気を感じた時のような音を立てるようだ。痛みはなかったが、驚いた。先生遊ばないで(笑)!
真打・冷え性撃退ラジオ波
ラジオ波を体験中。お腹に機械を当てられているだけであんなに汗をかくなんて
さて、お次はラジオ波を体験。森院長が「今まで体験したことない温かさだからびっくりするよ」と何度も言うので、「そんなに自分でハードルを上げて大丈夫かなあ……」と半信半疑でベッドに仰向けに寝転がると、お腹に鉄の板が当てられた。
なんだこれ全然温かくないぞ……と思ったのもつかの間、お腹がじーんとしはじめた。足へ、胸元へ、次第に温かさが広がっていくのがわかる。お腹の表面はまったく熱さを感じないのに、内側から熱くなっている感じ。なるほど、これは確かに未体験だ。強いて例えるなら、炭酸風呂に入ったときに近い。だがしかし、これもピッタリとくる表現ではない。今まで体験したことがないのだから言葉で例えようもないのだが。
終了後、背中の下に敷いていた鉄の板を見てみると、大量の汗をかいていた。
ラジオ波を体に流すことで熱に変換されるらしい。なんか痩せそうでもある
ラジオ波は、体の中に電波を貫通させ、水分や血液に振動を与えて、体の中から温めるらしい。元々は肝臓の手術の際に使用されていたらしいが、次第にスポーツアスリートの怪我の治療に使われ始め、森先生が第一人者として女性の冷え撃退のために使用し始めたそうだ。
体の中の筋肉や脂肪の歪みや問題を一旦フラットな状態に戻し、生活指導を交えながら改善していく。ダイエット効果も期待できるため、一石二鳥ではないか。
心も体もぽっかぽか!
未体験の温かさに、私は感動していた。ラジオ波は7月末までのプロモーションで600Bとお得なお値段。腰痛など、症状によっては保険適用も可能のようだ。週に1度、3カ月通えば今後冷えの悩みは解消されるという。
明るい先生とのおしゃべりを楽しみながら、冷えと冷えからくる悩みとオサラバできるとあれば行かない手はない。帰り道、家まで歩く足どりは軽い。気づけば、気持ちまでちょっと温かくなっていた。
スクンビットクリニック
場所:スクムビット通りソイ33/1、B.N.ビル4F
時間:月~金:9時~19時、土日9時~18時、ヘルストロン:10時~20時 水休
電話:0-2258-2180
料金:ヘルストロン120B(20分)、ラジオ波通常1000B→600B(20~30分、状態や症状による。プロモーションは7月末まで)
※お得な回数券もあり