今号の読者からのご相談
タイには観光で来ていますが、先日ホテルのベルボーイに暴行されました。
非常に失礼な態度だった為、それを注意していたところ、いきなり頭部を殴られました。
ホテルのマネージャーを呼び謝罪を要求しましたが、逆に駆けつけた観光警察に自分が騒いでいると誤解され、危険な目に遭いそうになりました。その後警察署に行き被害届を出しましたが、たったの500バーツの罰金でそのベルボーイは釈放。被害者の私はメガネやカバンを壊され、心にも体にも傷を負ったというのにこれでは当然納得がいきません。日本領事館に連絡してもタイの司法に絡むことはできないというばかり。
犯罪の被害にあった被害者は心や体に深い傷を負っても放置され、犯罪を犯した加害者は罰則がほとんどない。この国の法律や社会の構造が全く理解できませ ん。また在住の日本人の方に相談してもこの国の警察は駄目なんだよと諦めています。しかし私には到底納得できないし、理解できません。在京のタイ王国大使 館に苦情を言えば良いのでしょうか? それとももっと他に有効な方法があるのでしょうか? 是非ダコの方で良い方法があれば御教授頂きたいと思います。
ここはタイだからとか言って諦める人がいますが、犯罪を犯したものが厳しく罰せられ、被害者への補償も行われる、そういった当たり前のプロセスがキチンとなされないのであればこの国は相当にひどい国であると思います。(イチさん)
ブンからの回答
いきなり……ですか?
ベルボーイの主張を聞いていないので公正な判断はできませんが、お客様第一のサービス業であるホテルの従業員が、失礼な態度を注意されただけで暴行するというのはたいへん珍しいケースです。
また謝罪を要求しているとき、公衆の面前で激しく相手を罵ると、たとえイチさんが正しいことを主張しても「大人気なく性格がネジ曲がっている人だ」と周りのタイ人に印象づけてしまいます。
公共の場所で取っ組み合いの喧嘩をしたら500Bの罰金という法律もありますし、傷害罪で禁固刑もあり、犯罪者は罰せられています。この事件ひとつで「キチンとなされていないのであれば、タイはひどい国だ」と断じるのはいかがなものでしょう。
在タイ日本大使館も在京タイ大使館も、その業務は邦人の安全を守ることであり、その国の司法に関与することはできません。到底納得できないのであればタイ に来て、タイの裁判所でカタをつけることになります。ダコ編集部の顧問弁護士に相談したら弁護を請け負うそうですので、連絡してみてください。
Mr. Nopakun 携帯08-1847-6278
注意する権利はない
法律的に解釈してアドバイスするなら、ベルボーイの労働に対価を払っているのはイチさんではなくホテルです。次回からホテルやレストランの従業員に不快な思いをさせられたら、本人に直接(感情的に)注意せずにマネージャーや支配人にクレームしましょう。
言いにくいのですが、イチさんにはベルボーイを管理する(=注意を含む)権利はありません。その権利を有するのはホテル側だけです。
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ダコ編集部の経理、ブンに相談したい方はmail@daco.co.thまで匿名で
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