タイ伝統医療の力で体の内から健康に
ハーブティーといえば「リラックスタイムに飲むお茶」のようなイメージがあるかもしれませんが、タイでは古くからこれを薬として飲んできました。ハーブを使うタイの伝統医療が始まったのはおよそ2500年前。だれもが簡単に手にいれやすいことから広く多くの人に伝わり、今日に至ります。
タイハーブはバームやハーバルボールなどのように外側から体の痛みを癒やすものとしても使われますが、直接摂取する内服薬としても有効です。ハーブの種類により様々な効能があるので、症状に合わせて飲めば不調の改善が期待できます。ここでいくつか代表的なハーブとその効能をご紹介しましょう。
まずは、タイ料理にもよく使われるレモングラス。レモンに似た香りが鎮静効果を促し、一方では消化作用を高め、活力や集中力を高めてくれます。外用としては虫除けになることも有名ですね。ジュースでもよく飲用されるパンダンリーフは豊富なビタミン、アミノ酸を含み、高い抗菌作用と利尿作用があります。ブルーの色が特徴のバタフライピーは高い抗酸化作用を持ち、アンチエイジング効果が期待できます。
また、マルベリー(桑の葉)は発汗作用を促し、食事中に飲むと糖の吸収を抑えてくれるダイエッターの強い味方。さらにタイで「熱の根」と呼ばれるジンジャーと組み合わせれば、全身の血の巡りがよくなり、冷えも解消され代謝もアップします。
このように、ハーブひとつひとつにはそれぞれの効能がありますが、それらを組み合わせることで症状に合わせたより高い効果が期待できます。とはいえ効能と味わいを考えながら自分でブレンドをするのはなかなか至難の技。アジアハーブアソシィエィションでは、①活力を与えてくれる「リバイタライジング」、②体の毒素を排出する「デトックス」、③ストレスを和らげ心地よい眠りへと導く「リラックス」、④活力と落ち着きを調整する「バランシング」の4種類のお茶から選べるようにしてスパの後に提供しています。店内で販売もしているので、気になる症状とお味のものはお土産として購入するのもよさそうですね!
監修:アジアハーブアソシィエィション
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