駐妻スクープ in Bangkok

<駐妻スクープ in Bangkok>緊急事態! バンコクに 遊びに来た父が入院!の巻 vol.118

74歳独り暮らしの父が、妹家族と遊びに来たら、心不全で入院し、てんやわんやしました。

今は無事に大阪に帰ったので、気楽に読んでください。駐妻ランチ会でも「家族、病気、病院」がキーワードになっている昨今、なにかのお役に立てれば、と。

救急車、出動!

いやはや、最初は脳梗塞かと思いました。毎年遊びに来る父の様子が、今回何かオカシイと気付いたのは割りとすぐ。

ホテルの部屋で、ウロウロ探しものする姿に違和感が。エスカレーターの最初の一歩が踏み出せないから始まって、あれよあれよと、真っ直ぐ歩けなくなり、右に曲がってしまうのです。

頑なに「俺は大丈夫!」と繰り返す父と、病院に行こうと説得するさっちぃ。グレート上海で北京ダックを食べながら、遠い目をして呼びかけに応じなくなり、これはマズイ! と、救急車を呼びました。

再び血の気が……

病院に到着してすぐのMRIでは、脳に血管の詰まりはありませんでした。今回の不調は心不全という診断です。

しかし! ホッとしたのもつかの間、別の問題が。そう、父は昔、心不全を起こしているので、既往の病気なのです。

はい……、そのため旅行保険のカバーが難しいと一旦全額自己負担のお知らせが病院の会計から届いた時は、2度目の、血の気が失せました。

オーマイガー! 救急車(タイは有料)、ICU、MRI、心臓の血管造影検査とフルコースやりましたから、請求額は中古車1台分くらいでございます。

「まあ、セレブが健康診断したと思えば安いな」と、父がさほど驚かなかったのがせめてもの救い。でも、ウチはセレブちゃうからね、お父さん。

今夏、母の6回忌をバンコクで共に過ごした私たち。私の目の前で倒れたのも天国の母からの粋な采配だと納得してます。

退院後はリハビリを兼ねてふたりで毎日エンポリアムまでランチしに行きました。

父は歌行燈がお気に入り。正直、そんなに気が合う父娘でもなく微妙な空気もたくさん流れておりました。だからこそ、父とふたりだけの数日間は、貴重な時間、私の宝物です。


文・イラスト/駐妻探偵4号帰ってきたさっちぃ

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