すき焼きは、日本の代表的な料理とも言われます。「上を向いて歩こう」という歌が「SUKIYAKI」という題名で世界的にヒットしたこともあるようです。タイ料理のタイスキも日本のすき焼きが語源とされています。
ところが日本では、すき焼きの作り方でよくもめます。割り下で具を煮て食べる関東風しか知らなかった私は、三重県に行った時に松坂牛が砂糖で炒めて出てきたことに呆然としてしまいました。日本国内でも食習慣というのはずいぶんと違うものですね。考えてみれば、料理名に焼くという言葉がついています。もともとは明治の頃に関西で使われた言葉で、関東では煮込み式で牛鍋と言われていたそうです。
日本の食文化をタイへ伝えたいというヤマモリは、すき焼きのたれも販売しています。高級料理のイメージもありますが、これがあったら簡単に作れます。タイ人に和食を教える時にも便利ですね。豆腐や野菜もしっかり入るので栄養バランスもバッチリ。アレンジもいろいろ楽しめて、豪勢に見える丼ご飯もとっても簡単です。具をそれぞれカットしてたれにつけこみ電子レンジに入れるだけでもできちゃいます。万能だれとして煮物に使えますから、忙しい時に備えて台所に置いておきたい1本です。
<材料> 2人前
豚スライス 150g
ネギ 1/2本
キノコ 50g
豆腐 100g
油 適量
卵(全卵または黄身)
ご飯 2杯分
ヤマモリのすき焼きのたれ 適量
<作り方>
- ネギは斜め薄切り、豆腐は食べやすい大きさにカットします。
- ネギをフライパンで炒め、豚肉、キノコを加えて軽く炒めてから、すき焼きのたれをひたひたに入れます。
- 沸騰したら豆腐を入れてひと煮立ちさせます。
- 丼にご飯、具を盛りつけて、お好みで卵を割り入れます。
\ 裏技 /
材料をすべてカットして、すき焼きのたれに漬けこみ、電子レンジにかけます。時々だしてかき混ぜながら、具に火が通ったらできあがり。うどんを入れてもう一度電子レンジにかけたらすき焼きうどんになります。
\ ポイント /
甘いのが苦手な方は、水や酒、しょうゆを足してもいいでしょう。