編集部のタイ人経理部長「ブン」がタイに住む日本人の悩みを快刀乱麻で解決する!
今号の読者からのご相談
(前略)先日アパートの下にいる野良犬に噛まれました。
狂犬病や破傷風の注射のためにその後定期的に病院通いです。野良犬といっても、向かいのアパートのある住人が毎日餌を与え、じゃれあっており、見るからに飼い主同然なのですが、当人は飼い主ではないと言い張り、責任を取ろうとしません。責任が取れないなら、「餌を与えないでほしい」と訴えましたが、知らんふりで、その後も餌を与え続けており、毎日うろついている犬にまたいつ噛まれるか、アパートを出入りするたびに恐怖でストレスとなっています。
せめて鎖でつなぐ、マズル装着で噛まないようにしてもらうなどしてもらいたいのですが、聞く耳を持たなそうです。今度噛まれてもまた泣き寝入りしかないのでしょうか(在タイ10年)
ブンからの回答
「野犬保護センター(電話0-2328-7460)」というのをネットで知り連絡すると、まずは捕獲するのが目的なのでしょう、いきなり「場所はどこだ?」と聞かれました。
捕獲について尋ねますと、
①アパートやコンドミニアムのオフィスにセンターの人間が来ることを伝え事前に許可を取っておくこと。②どの犬に噛まれたか教えてほしい。③2、3週間後に出動する。④捕獲後はバンコク郊外の保護センターへ移送。④もし飼い主がおり、捕獲された飼い犬を探しているなら保護センターへ。⑤マズルをしていても放し飼いだと捕獲の対象になる。⑥飼い主が見つかれば治療費を請求できるので領収書は保管しておくように。とのことです。
今回の場合、飼い主はいなさそうですね。早いところセンターに連絡してストレスにさよならを。
ダコ編集部の経理、ブンに相談したい方はmail@daco.co.th まで匿名で