タイの伝統文化を感じられる装飾が施された、伝統的なタイ料理レストラン「Thara Thong(ターラー・トーン)」に編集部がお邪魔してきました!
川沿いに佇む「Royal Orchid Sheraton Hotel&Towers(ロイヤル・オーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ)」1階にある同店は、タイ語で「黄金の河」という意味の店名にふさわしく、エキゾチックで情感豊かな雰囲気が漂う人気のタイレストランの一つ。屋内席やテラス席で、タイ古典音楽を楽しみながら、チャオプラヤー川の美しい眺望を楽しむことができます。
提供されるのは、伝統的なレシピにモダンなスパイスを加えた創作タイ料理。さらに、食事の合間にはタイの伝統舞踊を楽しむこともできます。お店の魅力はもちろん、多くの美食家に絶賛されている本レストランの統括シェフ・Tomas Keskitalo 氏にインスピレーションの源泉なども聞いちゃいました♪
優美なダンサーに思わず息を呑む。食事をしながら本格タイ舞踊を堪能
光輝く川面と料理を楽しみながら、伝統舞踊を楽しめるのが人気のポイント。木曜から日曜の19:00〜開演する、マレー文化を多く吸収したタイ南部の伝統舞踊「ラブム・タレギパス」は、ダンサーのエネルギッシュかつ繊細な体の動きがとにかく魅力的! カエン、ハープ、フィドル、イサーン長太鼓、シンバル、ゴングなどの民族楽器の美しい調べと相まって記憶に残るひとときとなること必至です。
統括シェフ・Tomas Keskitalo 氏からのメッセージ
「当店のタイ料理は“タイ・ヌーベル・キュイジーヌ(フランス語で「新しい料理」の意味)”を掲げ、私が受けたインスピレーションを含め、バンコクに集まる各国料理の要素を集結させています。
例えば、今回ご紹介した魚料理は冬瓜と魚をココナッツクリームで和え、複数の香辛料を組み合わせたソースと絡めました。肉料理は、バンコクの中華街(ヤワラート)で出合うような甘辛い北京ダックや、中国の香辛料・五香紛(ウーシャンフェン)、丁子(チョウジ・別名クロープ)といった中華の要素を織り交ぜています。
料理の種類によっては、さらに革新的な手法を用いる場合もあります。スイス人である私にとって、普段暮らしているバンコクは食材の組み合わせのインスピレーションの宝庫ですね。
この他、先付けでお出ししたアボカドとカニのアミューズは、私がタイ料理のヤム(和え物)好きが高じて誕生しました。カニ料理といっても、決してタイ料理的な炒め物にはせず、繊細な味わいを残すため、ボイルしたカニに、ヤムを作る時に使用するカオクア(タイのもち米を炒って粗く潰したもの)やチリ、ライムといったタイの伝統的な食材を使用し、軽めに仕上げています。
皆様にはぜひ、タイ・ヌーベル・キュイジーヌが織り成す、奥深く豊かなエスニックの味わいを心ゆくまでお楽しみいただけたらと思います」
Thara Thong@Royal Orchid Sheraton Hotel&Towers
ターラー・トーン
住所:1Fl., Royal Orchid Sheraton Hotel & Towers, 2 Charoen Krung Rd. Soi 30(Captain Bush Lane)
TEL:02-266-0123
E-mail: events.rosh@sheraton.com
Facebook:@royalorchidsheratonhotel
Instagram:@royalorchidsheraton
LINE:rosheratonbangkok
WEB:https://marriottbonvoyasia.com/restaurants-bars/Royal-Orchid-Sheraton-Hotel-Towers-Thara-Thong
MAP