訪れたタイ北部の街チェンマイから、古都ランプーンへ。そこで見たのはブッダの髪の毛が納められている、12世紀に建立されたかつての王宮寺院だった。今回はバイクにまたがり旅をした、ガタ郎さんからのレポート。
・旅して書く係・漫☆ガタ郎
俺が太っているんじゃない。太っているのが俺なんだ!
チェンマイの空港に到着した。多くの人は「チェンマイ最高! どうやってゆっくり過ごそうかな〜」などと考えているだろうが、スーパーアクティブ旅行者にとってはゆっくりしている暇なんてものはない。
空港内でバイクを借りてすぐに向かった先はカオソーイの名店「カオソーイ・メーサイ」。チェンマイに来たらカオソーイを食べる。これはもうコーラを飲んだらゲップが出るくらいに確実だ。
オーダーしたカオソーイ・ガイは濃厚で少しドロッとしているので麺にスープが絡みつく。さらにチキンレッグもしっかり煮込まれているので肉がほろほろと剥がれ落ちる。うーんうまい!
胃をすっかり満たした後は南へと下りランプーン県を目指す。ランプーン県はあまり有名ではないが、ここはかつてモン族の王都ハリプンチャイ王国があった場所。その王国の旧市街に建つのが王宮寺院のワット・プラタート・ハリプンチャイだ。12世紀に建立したこの寺院にはブッダの髪の毛が納められた仏塔がある。
寄り道をして到着をしたのが午後6時ごろ。陽はゆっくりと傾きはじめ、寺院からはお経がぼんやりと聞こえてきた。奥の方まで様子を見に行ってみると、祈りは仏像ではなく仏塔に捧げていた。そんなどこか少し変わった光景を見て、驚きとも納得とも言えない気持ちになった。
800年間毎日続く奇妙な光景をぼんやりと眺めながら少しだけ心地の良い歴史の風を感じた。
TIME SCHEDULE
【1日目】
08:50 ドンムアン空港発 エアアジアでチェンマイへ
10:00 チェンマイ空港着
11:30 カオソーイ・メーサイでランチ
15:00 ワット・プラ・プッタ・バート・ターク・パー
17:00 ワット・プラタート・ハリプンチャイ
19:00 チェンマイに戻り夕食
21:00 ホテルへ
+1 TRIP
ブッダが僧衣を干したといわれている寺院
ワット・プラタート・ハリプンチャイからさらに南に下ったところにある寺院ワット・プラ・プッタ・バート・ターク・パー。小高い丘の上からはランプーンの街並みが一望できる。
Wat Phraphutthabat Tak Pha
電話:0-5324-8604
時間:8時〜18時 無休
HP:www.phrabat.com
TRIP MEMO
見どころ
Wat Phrathat Haripunchai
ワット・プラタート・ハリプンチャイ
場所:335 O Bo Cho Lamphun Ban Chambon Rd, Tambon Si Bua Ban, Amphoe Mueang, Lamphun
博物館 : 9時〜16時 月火休
博物館の入場料:30B
食事どころ
Khaosoi Maesai
カオソーイ・メーサイ
場所:Ratchaphuek Rd., Chang Phueak, Chiang Mai
電話:0-5321-3284
時間:8時〜16時 日休
料金:カオソーイ・ガイ40B
フライト
Air Asia Thailand
電話:0-2515-9999
HP:www.airasia.com
FB:AirAsiaThailand
問い合わせ
タイ国政府観光庁
HP:www.thailandtravel.or.jp
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