プーケットの喧騒から逃れ、車で北に1時間。のんびりとしたビーチと国立公園が有する豊かな自然が共存するのがパンガー県カオラックだ。いい意味でさびれた雰囲気も残しつつ、現在はお手頃な価格で泊まれ、かつおしゃれなホテルも増えてきている。週末トリップの候補地にぜひ。
・旅して書く係・編集マイ
今回はタイ人女子スタッフとの女子3人旅。みんなマイペースで楽でした。よく食べました。
ホテルは至るところが三角形。写真を撮る手が止まらない!
朝早くのフライトで、ぼんやりとしていた目が一気に覚めた。のんびりした田舎の観光地を走っていたと思ったら、とんでもなく素敵な場所にいたのだから。
今回の宿「ラ・ベラ・カオラック」は今年4月にオープンしたばかりのリゾートホテル。女はすぐに「かわいい〜」「おしゃれ〜」を連発するから当てにならん、と思われるかもしれないが、それでも言いたい。なんておしゃれなんだー!
レストランの外の席はプール沿いで海も臨める。この日は雨だったので外で飲めず。
デザインのコンセプトが船をイメージした「三角形」で、プールもテラスもレストランも至るところがトガっている。風水的にどうなのかは疑問だが、ここまで前衛的なデザインならばもうそれも関係なさそうだ。
午後はホテルを出てタクアパー・オールドタウン観光へ。1930年頃までスズの採掘で栄えた街で、シノポルトガル様式の建物が並ぶ当時の面影を色濃く残しながら時が止まっている。所々の壁にストリートアートがあり、洋風と中華風が混ざったような街の雰囲気も相まって、マレーシア・ペナン島のジョージタウンを思い出した。
タクアパー・オールドタウンのストリートアート
オールドタウンの街並み
街歩きしながら写真をパシャパシャ。写真好きのタイ人女子と一緒だと「こういうのがインスタ映えってやつね!」となかなか参考になる。
竹のいかだで川下り。このあとみんなで川に飛び込んだ
街歩きだけじゃなくて自然も楽しめるのがカオラック。翌日はいかだの川下りを楽しんだ(左参照)。さびれた街や自然を楽しみ、おしゃれな宿に帰る。
このギャップもなかなかよかったなぁ。宿泊費も手頃なので、またゆっくり行きたいなぁ。
土曜の夜はブッフェ。生ガキやカニにみんな夢中
ブッフェはお肉も充実。一番おいしかったのはガイヤーン。ジューシーでソースも充実していてよかった
【TIME SCHEDULE】
1日目
07:05 スワンナプーム空港出発
08:35 プーケット空港到着。ワゴンでホテルへ
09:35 ラ・ベラ・カオラック到着。チェックイン
12:00 ホテル内のレストランKOKULO BEACH CLUBでランチ
14:00 タクアパー・オールドタウン散策へ
16:30 サパーン・レック(スズ運搬用に使われていた鉄の橋)を見学
18:30 ホテル内レストランでディナー
2日目
09:00 ホテルを出発
10:30 ワン・キアン・クー滝到着。いかだで川下り
12:00 トーン・プリン滝にて水遊び
14:00 ローカルレストランでごはん(Sam Sii Seafood Restaurant)
19:00 ホテルでディナー
3日目
09:00 ホテル内のジムでピラティスのレッスン
13:00 ホテルでランチ
15:00 ホテル発
18:15 プーケット空港発
19:30 スワンナプーム空港着
【+1 TRIP】
竹のいかだに乗って童心で川遊び!
竹のいかだに乗っての川下りはカオラックの人気アクティビティのひとつ。今回はホテルで予約したツアーに参加。川下りの後は、そのまま川にドボンと浸かって水遊びを楽しんで。
料金:1700B/人
*最低催行人数2人
【TRIP MEMO】
見どころ
LA VELA KHAO LAK
ラ・ベラ・カオラック
場所:98/9 Moo 5, Khuk Khak, Takuapa, Khao Lak, Phang Nga
電話:0-7642-8555
Web:www.lavelakhaolak.com
FB:lavelakhaolak
料金:デラックス・プールサイド3500B、ハイシーズン6000B)、プール・アクセスルーム5200B(ハイシーズン9000B)など