青澤直子のよもやま話

醤油をたらせば故郷の味 「和風サーディンの香味焼き」《野菜ソムリエ・青澤直子のヤマモリ食菜よもやま話》vol.032

世界で一番たくさん魚を食べている国は日本だと信じていましたが、それはもう過去の話でした。各国が魚のおいしさや健康効果に気がついて消費量を増やしているのに対し、日本は魚離れが進んでどんどん順位を下げています。

なんだかちょっとショックです。魚離れ世代が親になり、その子供たちがさらに魚を食べなくなるというスパイラルに入ってしまい、このままでは余計に魚が入手しづらくなってしまいます。

魚離れを止めるため、水産庁は手軽で気軽に美味しく魚を食べられる「ファストフィッシュ」を提唱しています。私のおすすめファストフィッシュは、サーディンやサバの缶詰です。

タイではトマト煮やピリ辛など種類も豊富、ひと手間加えるだけでおしゃれな料理に変身しちゃいます。缶詰で魚のおいしさを再認識した私は、市場でまるごと魚を買ってさばくようになりました。魚に苦手意識がある方、まずは缶詰から試しませんか?

<材料>

オイルサーディン 1缶
タマネギ 1/2個
唐辛子 お好みで
粒胡椒(あれば生胡椒) お好みで
ヤマモリの特選しょうゆ プッシュ数回

<作り方>

(1)タマネギを薄切り、唐辛子を輪切りにします。
(2)小さめのフライパンにタマネギ、唐辛子、粒胡椒を入れて、その上にサーディンをのせます。
(3)缶の油を半分ほど入れて、しょうゆをまわしかけて加熱します。
(4)タマネギが柔らかくなったら器に盛っていただきます。

\ ポイント /

このままおつまみにピッタリですが、ご飯にのせてサーディン丼、少しくずしてパスタと和えてサーディンパスタ、さらにトーストにもよく合いますのでいろいろ楽しんでみてください。缶のままトッピング材料を入れてオーブンでグリルしたり、魚焼き網にのせて火にかけるという方法もあります。

ここで使った胡椒は、ヤマモリのめんつゆで煮込んだ生胡椒の佃煮です。山椒のような風味が出ますので、さらに和食感が強くなって、なんだかゴージャスな料理になりますよ。

\ 今回のレシピにヤマモリ!/

オイルサーディン自体は洋風ですが、しょうゆをたらしたらそれだけでしっかり和風になります。密封ボトルのヤマモリの特選しょうゆは、大人数の料理に使うには贅沢な感じもしますが、こうした缶詰の一品料理にはちょうどよく、風味がいいのでリッチさが増します。プッシュしてさっと使えるのがうれしいですね。

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