慣れる、タイでの正月
年末年始の暴飲暴食で増えた体重、戻すどころかさらに増やしそう。そんなリラックスという呼び名のだらけた心で新年を始めております。
タイで新年を迎えること15回目のさっちぃ得意の、過去にプレイバックシリーズをやらせてください。日本のテレビはNHKのみの時代、年末年始の紅白歌合戦にかける在住者の情熱たるや凄かったです。
当初のさっちぃは、タイのあるある、クリスマスツリー出しっぱなし文化に違和感を覚えたものですが、なんならそのまんま旧正月まで飾り続けちゃうグダグダ感にもあっという間に慣れるものです。
年越しママー
一生懸命にお節料理も作っておりました。あ、、過去形(笑)。一時帰国で黒豆、数の子、ニシンを仕入れ、フジスーパーでかまぼこ、お餅を見かけると嬉しくて、ネットもなかった時代、ひたすら日本へと望郷の思いを重ねていたわけです。
んで、現代。お節、さぼりました。そう、うちの家族、作っても私以外食べない衝撃の事実。年越しそばにいたっては……旅行から戻り大量の洗濯をしている間に子供たちは勝手にママーにお湯を入れて食べてました。年越しそばならぬ年越しママー。タイ育ちゆえにセレクトはトムヤム味。
紅白はスルー。ママーすすりながら民放テレビ「笑ってはいけない」に大爆笑する至福の時間。
時代と共に、日本を探さなくともバンコクの中に日本があふれかえっている今、あの頃の欠乏感と必死感(笑)が懐かしく、また今のバンコクに感謝です。
文・イラスト/駐妻探偵4号帰ってきたさっちぃ









