厳重な衛生管理で安心・安全をお届け
日本では工場見学がちょっとしたブームだそうです。
それだけ食の安全に関心が持たれているということでしょう。私も機会を得てラヨーンにあるヤマモリの工場を見学してきました。
こぶみかんの香りが漂う工場に到着しワクワクしていると、頭から足の先までを覆う白衣を渡されました。
エアクリーナーやエアシャワーなど何重もの厳しいチェックを受けてやや緊張しながら入室。異物混入対策で迷路のような内部を歩いて、食材の保管、処理、調理、レトルト充填、殺菌、包装、最終チェックまで一通り見学。
大工場では、機械がなんでもしてくれると思っていましたが、ハーブや生ものはそう簡単なものではなく、想像以上に手作業が多いことに驚きました。大勢の人と最新システムが相互に品質管理を行って、安心安全な商品が作られていたのです。
レトルトは、余計な添加物なしに常温で長期保存できるという意味でも安全な食品です。高温で長時間加熱殺菌するからですが、おいしさを保つのは容易なことではありません。具材の大きさや量のバランスなど、どれだけ研究がなされたのかと、大きな窯を見て唸ってしまいました。ランチでいただいたカレーが一層おいしくありがたく感じたのは言うまでもありません。
(ヤマモリ提供)