今号の読者からのご相談
(前略)本年のソンクラーンにエクスペディアジャパンのサイトからPhangan島のSanthiyaホテルを4泊予約し、家族共々宿泊しました。
ホテル側の都合により当初予定の部屋には2泊しかできず、他の2泊はグレードの低い部屋に2泊しました。チェックアウト時にホテルのGMより、迷惑をかけたので4泊の宿泊を3泊にしたいとの申し出がありました。その時、いくらになるのか聞いたのですが旅行会社との契約によるので分からないとの事でした。 私は了承し、エビデンスとしてレターの作成をお願いしました。
後日、エクスペディアから約50万円返金するとのメールが届きました。その時気が付いたのですが、予約時に桁を見落としており1泊100万円のところプロモーションで50万円となっておりました。小職は5万円と勘違い。ただし、実際の部屋はそのような部屋ではなく、事実ホテルのサイトを見ると時期によると思いますが、約1万B程度の金額が提示されていました(中略)。
最初は エクスペディアに交渉したのですが窓口が中国の大連で埒があかず、ホテルがレターを盾にそれ以上の返金は拒否しているとのことでした。
次にSanthiyaホテルのGMに、この金額設定はありえない。また、仮に当初の部屋の宿泊費が50万円として、50万円×2日+ 5万円(編注:相談者が後日、安い方の宿泊料をネットで調べたもの)×2日=約110万円のところ結果として約150万円の支払いになっているのはおかしいと伝えたところ、季節により金額設定が異なり、設定金額は正しいとのことでした(中略)。 非常に腹立たしくホテル側から返金を受けることができないかの相談です。(Y.Y.)
ブンからの回答
消費者センターに直訴
「1泊50万円で予約した宿泊費を3泊分でいい」という申し出なので計150万円の支払いはおかしくありません。先ほどエクスペディアの日本語サイトで来年のソンクラーン時期を調べると、どちらの部屋も1泊2万5000円前後でした。
しかしY.Y.さんが納得して50万円を払ったことになっているので返金は簡単ではありません。
このコラムでよく案内する「消費者生活センター」に相談してみてください。電話1166です。
50万円の部屋が、現在は2万5000円なのです。GMは設定金額は正しいと言ったそうですが、この差はどういうことなのか。まず訴える先はエクスペディアです。「タイの消費者生活センターに訴える」と伝えてみてください。
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