「タイに来るまで、新聞は読むものではなくて売るものだと思っていた」と話す新任の清水さん。タイに住み始めてから1カ月、改めて新聞の良さを知ったのだという。
なぜ今新聞を読むべきなのか、自身の体験を含めて話してもらった。
新聞を読まない世代の方に
同世代の方に新聞を読んでもらいたいと話す清水さん
「最近良く言われているとおり、私と同世代である30歳前後の方は新聞を読まなくなってきています。恥ずかしながら私自身もこの仕事を10年続けている身ですが、日本にいる時は軽く目を通すくらいで、国際面はあまり読みませんでしたね。しかしタイに来てからはしっかり新聞を読むようになりました。
読むきっかけになったのは、先日、上司とお客さんが話をしている場に居合わせた時のことですが、タイ国内や隣国で何が起きているのかなど、何の話をしているのかまったく分からなかったんです。その時に自分自身の知識の浅さを痛感したのが理由ですね。
普段からネットで情報を得ていましたが、どうしてもニュースの収集が受動的になっていたり、情報の重要度が分かりにくく飛ばしてしまっていたりしていたのが原因かもしれません。しかし、今は紙面に載る場所や割かれるスペースによって重要度がわかるようになり、一面や国際面を読めば世間で何が起きているのかが読みとれるので、情報の取りこぼしが少なくなりました。
詳しく読むようになって1カ月ですが知識量は圧倒的に増え、プライベートでもビジネスシーンでも、色々な話ができるようになったのが嬉しいですね」と語った。
名物男帰国
清水さんが着任したことにより帰国する人もいる。今回、読売新聞国際版の名物男、伊藤さんの帰任が決まった。6月28日(日)が店頭配布の最終日。「今までお世話になった方
に感謝しながら新聞を配りたい」と意気込みを語っていた。
読売新聞 東南アジア国際版
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