ちょっトリップ

センセープ運河ボートでホームシック解消コース ラッタナコーシン地区周辺のまったり散歩

ワット・サケート(プーカオ・トーン)

 

「あ~なんだかなぁ」や「思えば遠くに来たもんだ」の気分に効果的なんですって!

ノスタルジックに歩き、徐々にエネルギーが湧いてくると豪語する旅人からのレポートです。

次はあなたがドーンと浸って、グイッと元気になりますように。

 

【旅して書く係】カンナ: 落ち込むとすぐ帰りたがる。立ち直ると夜遊びが続く。

 

原風景が下町の人にオススメ

年に1、2回ほど、ラッタナコーシン付近を1日ぶらぶらします。

このへんを思いつくのはたいてい、少し凹んでいるか、郷愁に誘われたときです。

 

前半はどっぷり浸り、中盤から深部に心地よいものを取り入れ、最後はプハーッと元気になれる。

かなり私的な1日で、ひたすら庶民の暮らしの中を歩くのですが、40代前後で下町育ちなら、グッとくると思います。

ちょっとお付き合いください。

 

運河ボートと老舗カフェでペースダウン

パーン・ファー船着場

最初の乗り物は、センセープ運河ボートです。

生ぬるい空気から風を体に受けます。アソークやトンローの船着場から乗り込むもよし。その場合はプラトゥーナムで一旦降り、終点のパーン・ファー船着場に行く船に乗り換えます。10分少々で到着。

ここから徒歩約3分、プラスメン通りの「コピー・ヒヤ・タイ・キー」へ、ブランチをしに向かいます。

 

コピー・ヒヤ・タイ・キー

 

ここは創業1952年、天井ファンがゆるゆると回る昔ながらのカフェ。地元の好々爺たちに愛されるお店で、座るとホッとします。

メニューは大衆西洋料理とタイ料理、いろんな種類のタイ式コーヒー。この日の気分は古きご自慢メニューだったので、こちらのド定番、紅茶とタイ・コーヒーを混ぜた「チャーフェー」と、黒こしょうと唐辛子たっぷりのタイ式パスタ「パット・キー・マオ」にしました。

どちらも香り高く、鼻でも呼吸しながら食べるので、自然とフォークを運ぶペースがゆっくりになります。

いい、いい。このペースで席を立ち、歩き始めます。

 

極細小道から運河沿いの約400mふり返り散歩

どうでもいい話ですが、私は子どもの頃、横浜の下町に住んでいました。

町内には幼稚園児から小学生が20人以上いて、子どもらが何かしらやらかす毎日で、上級生に路地や空き地の冒険へと駆り出されていました。

その頃の懐かしい匂いが少しする「ソイ・クラン・ワット・ラチャナッダー」という幅1.8m、長さ200mほどの極細小道を歩きます。ラッタナコーシン・エキシビション・ホールの裏あたりです。

 

ソイ・クラン・ワット・ラチャナッダー

 

どうってことない裏道ですが、木造2階建ての雰囲気やクランクに曲がった道、電柱、トタンの壁、行きかうママチャリ……それらの匂いが「昭和」です。

時速1kmで歩いても15分後には、川幅約5mのロート運河に出ます。

脇道をマハチャイ通りの方にまた歩く。このあたりは、およそ200年前から、この道があり、この集落があり、一族も、ほぼ変わらずいるそうです。どうりで古臭いわ(笑)。

 

ロート運河

 

プーカオ・トーンからアート鑑賞へ

マハチャイ通りに出たらパーン・ファー船着場に戻るように左へ。

このとき、道を渡ってマハカーン砦内を歩くことをオススメします。ここも道が極端に狭く、人々の生活が見えます。

次は風に吹かれながら、この街を見下ろそう。小高い丘に建つ寺院「ワット・サケート(プーカオ・トーン)」に登ります。

 

黄金の山寺という名のとおり、ドーンと空に向かって塔が輝いています。

とにかく通気がよく、来ると境内で15分ほど居眠りすることにしています。だいぶ元気になりますよ。

 

そして、この頃になると少し刺激が欲しくなります。

これまた私事ですが、絵と音楽を観聴きするのが好きなので、たいていはすぐ近くのクイーンズ・ギャラリーでコンテンポラリーアートを観ます。この日は水曜日で休みだったので、カオサン通りの先にあるナショナル・ギャラリーまで行きました。歩いたら30分ぐらい。

 

 

貯蔵作品は古典画、王室の肖像画とブロンズ像。展示会場では、若手アーティストの絵、オブジェ、インスタレーションなども鑑賞できます。

 

シャリシャリビール発祥の地で充電完了!

暮れなずむと、いつもはプラスメン通りのお粥食堂で早めの夕ごはんを取りますが、

「底に少量の水を入れて凍らせたジョッキにビールを注ぐとシャリシャリ感がでる、あの飲み方を発明したタイ飯屋が、国鉄サムセン駅の近くにあるよ」

とタイ人の友人が教えてくれたので、タクシーを走らせ、そこで最後の充電をすることにしました。

 

 

店の名前は「サムセン・ビラ」。

1978年創業で、ひえひえのジョッキを凍らせてビールを飲む。ここが発祥だったのですね。

日々お世話になっているタイビール、なぜだか感慨深かったです。

合わせたのは、魚介のタイ風茶碗蒸し「ホーモック」と揚げナマズのパパイヤサラダ「ヤム・プラー・ドゥック」。味は濃いめですが、いろんな味の調和が取れていて、イケます。

 

グイグイやってて途中で気付きました。あ、だれか呼べばよかった。

ひとりごはんがちっとも寂しくないくらい、元気になりました。

次の凹み時期に、さて、いかがでしょう?

 

タイムテーブル

11:10 プラトゥーナム船着場を出発

11:23 パーン・ファー船着場で下船

11:35 「コピー・ヒヤ・タイ・キー」でブランチ

12:20 ソイ・クラン・ワット・ラチャナッダーからロート運河沿いの小道へ

12:50 マハチャイ通り沿いのマハカーン砦内の極小道を歩く

13:10 プーカオ・トーンでお参りと居眠り

14:50 マハカーン砦の前からモーターサイ(相場40B)で「ナショナル・ギャラリー」へ

15:00 館内ぷらぷら鑑賞

16:10 ギャラリーから裏カオサン、ソイ・マヨムをぷらぷら歩く

16:30 カオサン通りからタクシーでサムセンへ

17:00 「サムセン・ビラ」でシャリシャリビール1杯

18:30 赤ら顔で店を出る

 

食事どころ

コピー・ヒヤ・タイ・キー  โกปีี๊๊ เฮี้ยะไถ่กี่

場所 526-528 Phra Sumen Rd.

電話 0-2629-0646

時間 7時~20時半 毎月最終火曜休

料金 タイコーヒー40B、チャフィー75B、パット・キーマオ85B

サムセン・ビラ SAMSEN VILLA

場所 49/2 Setsiri Rd.(国鉄サムセン駅から徒歩3分)

電話 0-2279-0922

時間 11時~23時(L.O. 22時半) 無休

料金 ホーモック160B、ヤム・プラー・ドゥック140B、白飯15B、シンハービール(大瓶)110B

HP www.samsenvilla.com

 

見どころ

ワット・サケート(プーカオ・トーン) วัดสระเกศภูเขาทอง

場所 Klong Mahanak, Chakkaphatdi-phong Rd.

時間 参拝7時半~17時半

料金 20B

ナショナル・ギャラリー National Gallery

場所 4 Chao Fa Rd.

電話 0-2282-2639

時間 9時~16時 月火祝休

料金 20B

注意点

・ センセープ運河ボートの乗り降りには十二分に気をつける。けして落ちないこと。

・ すべてを夕暮れまでにすませること。

・ できれば人が少ない平日に。会社員の場合、取れれば有休を。

・ 失恋直後には行かないこと。恋の痛手にはたぶん効かない。

 

評価

裏に入ればローカル度 ★★★★☆

ローカルグルメ度 ★★★☆☆

やる気回復度 ★★★★☆

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