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【虚構新聞バンコク版】ムエタイvs相撲、軍配はムエタイに vol.003

ムエタイ選手と力士が競う異種格闘技戦「チャオプラヤー・グランプリ2013」が2日、バンコク・フアマークスタジアムで行われ、ムエタイのサハノンチャイクン・マークパンチャマ選手(37)が、元力士・光宙(ぴかちゅう)を下し勝利を収めた。

 

日タイ友好を目的に始まった「チャオプラヤー・グランプリ」も今年で3回目。昨年は力士側の勝利で幕を閉じたが、ムエタイ側は元ラチャダムヌン・フライ級チャンピオンのサハノンチャイクンを投入。勝利に対する並々ならぬ意気込みを感じさせた。

 

レフェリーによるくじ引きで決まった対決は「UNO」。まさかのカードゲーム対決に会場は大きくどよめいた。昨年「わんこそば」対決で圧勝した光宙も驚きの色を隠せない様子。

 

試合はサハノンチャイクンが先攻。手持ちのドロー2を3枚繰り出し、終始優勢を保った。これに対して光宙は手札に恵まれず、防戦一方。額に汗がにじむ。

 

開始5分、光宙は突然立ち上がると、会場に響き渡る大声で「はい、ウノ言ってませーん!」と指摘。これが審判に認められ、サハノンチャイクンには2枚が加算された。

 

だがこの引いた2枚が試合の流れを決定付けた。引いたカードがどちらもドロー2であったため、そのまま反転攻勢。一気にたたみかけると、今度は「ウノ」も忘れず宣言し、一方的に攻める形で試合は終了した。

 

試合後の共同会見で、サハノンチャイクンは「運に恵まれた。神仏に感謝したい」とコメント。敗れた光宙は「相撲なら勝てたのに……」と、当たり前のコメントを残し、悔しさをにじませていた。

 

タイ代表のサハノンチャイクン選手

 

 

Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載します。内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

 

 

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