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【虚構新聞バンコク版】魚のすり身に想いを乗せて……バレンタイン太郎がブーム vol.023

タイの駄菓子の定番「太郎(TARO)」

 

2月14日のバレンタインデー。日本では女性が男性にチョコレートをプレゼントする習慣が長らく根付いているが、タイでも近年プレゼントの習慣が定着しつつある。

タイにおけるバレンタインはバラの花やハートのステッカーを、日本とは逆に男性から女性に贈ることが多く、バンコク都内でもバラを売る屋台はこの時期の見慣れた光景となっている。

 

だがこの数年、このバラ屋台に交じって増えてきたのが「太郎屋台」だ。
「太郎(TARO)」とはPMフード社が作る魚のすり身を主材料にしたスナック菓子で、タイでは定番の駄菓子のひとつ。「ホットチリ味」「スモークサーモン味」など、日本の「うまい棒」のように味のバリエーションに富んでおり、全部でいったい何種類あるのかタイ人ですら把握できないほどだ。

 

そしてバレンタインデーにこの太郎を女性が男性にプレゼントすることが最近増えているのだという。
2月上旬のこの日もシーロム地区の太郎屋台には、バレンタイン太郎を買い求める女性たちの姿が多く見られた。

 

太郎屋台店主は「1人当たり大体10袋程度買っていく」と話す。店主によると売れ筋は1袋5Bの義理太郎だが、中には本命太郎として1袋100Bもする高級品を買い求める女性の姿も見受けられた。一見ブランド品を思わせる高級感漂う包装の本命太郎だが、中身は普通の太郎と変わらないという。

 

また3月14日のホワイトデーにはバレンタイン太郎のお返しとして、男性から女性に3倍量の太郎を贈ることも増えており、太郎を介したこのシーズンのプレゼント文化がタイの新しい習慣として根付いていくのは間違いなさそうだ。
(この記事はPMフード社の提供でお送りいたしました)

 

 

Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載。当「バンコク版」においても内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

 

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