虚構新聞バンコク版

【虚構新聞バンコク版】タイ版『逃走中』 放送延期に vol.030

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『ウィン・ニー……プア・ングン』の舞台となったアジアティック

 

タイPBBは3日、日本の人気リアルタイムバラエティ番組『逃走中』のタイ版『ウィン・ニー……プア・ングン』の放送を当面延期すると発表した。

 

『逃走中』は、「逃走者」と呼ばれる参加者たちが会場となるテーマパーク内を黒ずくめの衣装をまとった「ハンター」から逃げる鬼ごっこのようなルールの人気番組。スタートから毎秒賞金が増えていき、制限時間の最後まで逃走に成功すると最高金額が獲得できる。ハンターに捕まった時点で獲得賞金はゼロになるが、途中で自首すればその時点までの賞金を得ることもできるため、逃走者たちの心理的駆け引きも見どころのひとつだ。

 

翻訳版は現在不定期に放送されているが、オリジナルの放送は今回が初めて。7 月に収録された『ウィン・ニー……プア・ングン』ではアジアティック・ザ・リバーフロントを舞台に人気コメディアンのウドム・テーパーニットさんら20人が賞金100万B獲得を目指してゲームに挑戦。8月からは「この中からただ1人生還する」とする予告特番を数回放送するなど、宣伝に力を入れていた。

 

だが8月中旬、バンコク都内で爆弾テロ事件が発生。犯行に関わったとされる容疑者がいまだ逃走中であることを踏まえ、タイPBBでは事件が解決するまで放送を無期延期にすると発表した。

 

番組制作を担当したソラユット・スタット・プロデューサーは「非常に良い番組ができていただけに延期は残念。番組では逃走者が自首すると『空気を読め』とツイッターで批判が集まるが、爆弾犯はそうではないだろう」として一刻も早い自首を呼びかけた。

 

 


Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載。当「バンコク版」においても内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

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