沖縄県代表 金城の沖縄産オトナのゴーヤチャンプルー (300B)
程よい苦味とやさしい味がクセになる
コンセプトは昔ながらの沖縄食堂。片方の壁には店主の大高さんが沖縄に行く度に集めている沖縄のライブ告知ポスターや古いポストカードが並び、もう片方の壁には短冊に毛筆で書かれたメニューがずらっと貼られている。壁に並ぶ短冊は沖縄食堂の特徴なのだとか。「注文しないとどんな料理か分からないものもあって、面白いでしょ」と大高さん。 この猥雑な感じが、南国・沖縄食堂という感じがして、楽しくなってくる。
かつては琉球王国という別の国だったため、沖縄料理は貿易相手だった中国や東南アジアの影響を強く受けている。近代に入ってからは日本やアメリカの食文化も取り入れて、独特の料理文化を形成しているのだとか。日本っぽさと異国らしさが同居する料理、というわけだ。
そんな金城のイチ押しは沖縄料理の定番「ゴーヤチャンプルー」。ここでは「タイ産ゴーヤ」「沖縄産〜」「オトナの〜」の3種類があるのだが、今回は一番本場に近いという「オトナ」を試食してみた。沖縄産のゴーヤをふんだんに使い、卵、豆腐、豚肉と一緒に炒めた料理だ。 ほかのゴーヤチャンプルーに比べるとゴーヤの緑がひと際鮮やかに目立つ。まずはゴーヤをひと噛じり。ゴーヤの水気が苦味と共にあふれ出てくる。程よい苦さが口の中に広がって、食欲を刺激してくれる。これに豆腐と卵のやさしい味がまた合うのだ。ご飯が欲しくなる。
開店10周年を迎えて、最近は音楽イベントにも力を入れている金城。大の音楽好きという大高さんが招くアーティストはどれも個性的で実力も高い人ばかりだ。畳の上で沖縄料理に舌鼓を打った後に始まる和やかライブ空間はこの店ならでは。ぜひ一度行ってみてほしい。
クーブイリチー(135B)
沖縄産の昆布を刻んで豚肉、糸こんにゃく、椎茸と炒めたもの。砂糖、だし、醤油のシンプルな味付けで、昆布のうまさをしみじみと感じる。低カロリーで健康にも良さそう。
イカスミ汁(280B)
イタリア産の高級イカスミをたっぷりと使い、イカや豚肉、ほうれん草を入れた真っ黒なスープ。この濃厚な味は、沖縄在住のシンガーソングライター・やちむん氏が監修して作り上げたとか。デトックス効果も抜群!
沖縄家庭料理&居酒屋 金城
11時半〜14時半、17時〜23時 無休 24/1 Soi 69, Sukhumvit Rd. 0-2711-0536、08-9047-1456(日本語) http://kinjo.namjai.cc ※宴会コースあり。999Bで飲み放題付き(2時間)。6名から。








