衣類洗剤を提供する老舗ブランド「LION」がタイでも展開されていることをご存知ですか? 水や気候が異なるタイならではの洗濯のコツを、タイに伝わる昔ながらの方法を交えて教えてもらいました♪
長持ちさせるための基本の「キ」
1. 服は裏返して干す習慣を!
年中強い日差しが注がれるタイでは、日本より服へのダメージが強いのも必然。日差しにより服の色も落ちてしまうので、外に洗濯物を干す際は裏返すクセをつけましょう。
2. 色落ちは塩で予防できる!
色落ちを防ぐ方法の一つとして塩(できれば粗塩)が効果的♪桶やバケツに水を張り、ひと握りの塩を混ぜ合わせてから服を入れて6時間ほど浸けておくのが◎。
3. くすませたくない物はプロに!
タイの水は日本と異なる硬水で、洗剤が本来の効果を発揮しづらいと言われています。また水道水自体も完全にキレイとは言えないため、洗濯することがくすみへと繋がってしまうことに。白いシャツなどは漂白剤や蛍光増白剤入りの洗剤を使うのがおすすめですが、本当に汚したくない物はプロのクリーニングサービスへ。
4. 汗をかいた衣類は放置しない!
年間を通して暑いタイでは、汗じみや黄ばみが発生する確率も高いのは当然のこと。単身者などメイドサービスを利用して毎日洗濯をしない人もいるかと思いますが、汗をかいたものはできる限りその日の内に洗うようにしましょう。
日常的な汚れの対処法は?
マーカーペンの汚れ
ライムジュースと重曹を1:1/2の割合で混ぜ、気になる汚れに染み込ませて15~20分放置した後、洗濯機へ。
コーヒーの汚れ
付着部に炭酸水を軽く振りかけ、石鹸を使って汚れを浮かす。水洗いした後、洗濯機で洗う。
カレーの汚れ
すばやく冷水に5分前後浸した後、石鹸やシャワージェルを使って手洗いし洗濯機へ。
油汚れ
汚れた部分にパウダーを振りかけて生地と手の平を合わせるように(油を浮かせるように)叩く。食器用洗剤を使い、水に浸けた状態で歯ブラシなどで擦った後、洗濯機で洗う。
雨による湿気の臭いを撃退!
湿気の臭いは「酢」で回避!
数人分の洗濯物に対し、200~250mlのお酢と洗剤を合わせて洗濯するだけで殺菌と同時に服に染み付いた汗などの臭いも解消することができます。
「重曹 × 精油」も臭い除去に
お酢以外の臭い対策として数人分の洗濯物に対し、2分の1カップの重曹とラベンダーなどお好みの精油(エッセンシャルオイル)を約6滴加えるのも効果的です。
デニム生地は冷凍庫へIN !?
ジーパンなどデニム生地は湿気により嫌な臭いが長く残ることも。気になるものはプラスチック袋に入れて冷凍庫に数時間置いておくことで消臭効果になるのだそう。
あの〝ミセラー〟が洗剤に!?
PAO MICELLAR 4X
日本でお馴染みの「LION(タイランド)」が提供する洗濯洗剤シリーズ「PAO(パオ)」。その中でも近年スキンケア分野で注目を集める“ミセラー粒子”を用いた進化系洗剤「PAO MICELLAR 4X」は、服の繊維に入り込んだミクロ単位“の汚れの除去が可能になるそうです。
※タイ・シンクロトロン光研究所で実証済み、ソウル国際発明展示会(SIIF 2019)で金賞を受賞