子どもな大人はゴメンだけど、童心のある大人は魅力的。ということで今回は大人同士でも行ける遊園地トリップへ。大人ですから、おいしいご飯処にはこだわって(?) 次はあなたがはしゃげますように。
旅して書く係:あゆみ ビールをこよなく愛するコテコテ関西人
目指すは夢の国!?
天気は快晴の朝、待ち合わせ場所のBTSアヌサワリー・チャイ駅まで向かう。事前連絡で「乾きやすい恰好で。ナイロン袋持参で」とのこと……なぜゆえに?? 後にその理由は痛いほどわかることとなるんやけど。向かった先は「ドリームワールド」。ロット・トゥーで走ること約40分、見えてきたがな、何やらピンク色の橋……。
入口手前のチケット売り場はタイ人と外国人と別々。お決まりのタイ人側はタイ語での料金表記。いい加減こういうのやめてほしいわ、出鼻で萎えるねん。ちゃんとタイ在住であることを主張すればタイ人料金で入園できるのでお忘れなく。
さあ、遊ぶで~!!
気を取り直して空腹で駆け込んだのは小さなフードコートのようなFood Station。カオマンガイやカオパットなどのいたって普通のご飯。さてとりあえず腹は膨れたのでぼちぼちいきましょかと調子にのって最もハードそうな「Sky Coaster」へ駆け寄る。意気揚々と乗り込んだものの、いざスタートとなると凄い恐怖心がこみ上げ、最初っから絶叫しまくり。あんなに昔は絶叫マシーン好きやったのに、寄る年波には勝てへんのんか!?お次は、濡れる系は早めに行って乾かさんとと思い「Grand Canyon」へ。
お客さんが少ないので待ち時間もなく、すぐさま円形のボートに乗り込む。座席はすでに水浸しである。出発してすぐに我々を待ち受けたもの、それはじゃじゃ降りな滝…… しっかり横一面に広がり何人たりとも濡れずにはいさせまいという意気込みがひしひしと伝わってくる。その時点で濡れ鼠だがそれだけで済むことはなく、至るところで水が飛んでくる。時には小便が飛び、時にはバケツ一杯の水を頭上からぶっかけられる。スタート地点に戻って来た時には全身水浸しでもう笑うしかない。さすが水かけ祭りが有名なお国柄。ウォータープルーフのマスカラで良かったよ、ほんまに。
タイならでは、タイそのものな空間
日曜日の遊園地とは思えないくらいの人の入りの少なさのおかげで、すいすいと乗り物に乗りこめる。「Rapter」で発狂しかけ、「Super Splash」では乾きかけた服を再びズブズブにされ、「Haunted Mansion」で拍子抜けしてたら、14時くらいには少しずつ人が増えてきた。
広そうで狭い園内を歩いてると良いのか?と、いう物だらけである。日本の西と東からやってきたようなものの集合体である。
でもなかなか面白いものも多く、思わずにやりと笑ってしまい、ついでに記念撮影なんぞしてしまう。歩くわ絶叫するわ水浸しになるわ、と体力の消耗は半端ないので、しっかり休憩はとりませう。
そんな時に見つけたのがマンゴーかき氷。しかもドリアンシェイクなるものまで。もちろん両方ともオーダーしましたがな。さすが南国、果物系は外さない。疲れた身体にマンゴーの甘さが、ドリアンの臭旨さが沁みわたる。生き返る。
夢の国はやっぱり夢の国やった
超やる気のないだらけたパレードに突っ込み入れながら見ていると、もう良い時間になっていた。知らないうちに夢の国を楽しんでいたようだ。さすが夢の国。ある意味タイを凝縮したような世界でしたわ。タイランド自体が夢の国なのかも?! なんつって。
名残惜しむようにケーブルカーにビール持参で乗り込んで、上から景色を眺めてみる。上から見ると、ジャングルの中や田んぼの中にお城や渓谷が現れ、とっても和やかな微笑ましい景色だった。
締めはやっぱりアロイ♪ アロイ♪
やっぱり遊園地は楽しくて、無邪気に遊べることを実感する。疲れたけど何だか気持ち良い。やり切った感で充足しながらタクシーで少し離れたクイティアオのおいしいと言われるレストランへ向かう。川沿いに大きな船上をレストランに仕立てたローカル色たっぷりの素敵なところ。メインのクイティアオを数種頼み、白身魚のステーキも頼んでみる。たしかにクイティアオもおいしかったけど、魚が絶品! プリップリでまったく臭くなく、箸が止まらない。フィッシュアンドチップスも頼みたかったけどさすがに断念。よう遊んでおいしいもんぎょうさん食べて、さあまた明日からきばろうか。
次来る時はどれだけ濡れても良いように、スッピンで来ようと思う。
ドリームワールドへ
・戦勝記念塔前のセンターワンの近くから出ているロット・トゥー(1人35B)で約40分。
目の前で降ろしてくれるので、迷うことはなし。
出口すぐのところにロット・トゥーがいるので、迷わず戦勝記念塔に帰ってこれる。
お食事処へ
・ドリームワールド前のタクシーで、片道約10分。
帰りはお店から見えるバス停からロット・トゥーもしくは、538番のバスで戦勝記念塔まで。