ちょっと怖い、連続車両火災
ダコのタイ人スタッフが気になったことを紹介する「あらいな?」。
今回は、皆さんも人ごとではない「車両トラブル」について。
6月23日、バンコクではちょっと不思議な事態が発生しました。
バンコクの交通情報を伝えるラジオチャンネル「JS100 Radio」によると、この日、5台の車が炎上したとのこと。一体、どこが不思議な事態なのか。実は1つの現場で5台が炎上したのではなく、場所も時間も異なる5つの事故が同じ日に起こったんです。
時系列でまとめると…
08:47
Burapha Withi Expressway のCentral Bangnaから200メートルほどの地点で、セダンのエンジンルームから出火。車は全焼。
12:55
Ramindra Expressway Roadにて、CRVセダンが出火。車は全焼。
14:39
Sukhumvit 42のソイにて、セダンが出火。エンジンルームが焼失。
15:21
Soi Ekkachai 119エリアで、セダンが出火。車は全焼。
16:28
Yommarat Expressway付近で、ピックアップトラックの後部に積載されていたエアコンから出火。トラックの後部が被害。
いずれも死傷者は出ていないとのことです。
「タイでは昔から車の火事が起きているけれど、1日に何台もの車が燃えるとは不思議で信じられない」「間違った種類のガソリンを入れたのが原因?」などなど、ネット上では様々な意見が飛び交っています。さらには、「ネズミが車のコードをかじってしまったのが原因?」といった声や「日曜日の日食の影響ではないか」という投稿もありました(笑)。
なお、自動車技術の専門家は、自動車火災の原因や注意点などについて次のように述べています。
「最も多い原因は、燃料パイプの漏れ。長期間使用した車はエンジンルームの高熱でパイプが劣化し、オイルが漏れることがある。このほか、カーステレオの取り付けや車の配線など、所有者が自分で取り付けた電気回路がショートや火災の原因になることもあります。
パイプに油汚れがついていないか。車の下に油が垂れていないか。ドライバーは日々、異常がないか注意を払ってください。また、いざという時のために消火器を車内に携帯しておくとべきでしょう。」
車に乗る人は他人事と思わず、定期的にメンテナンスをしなければいけないですね。
「JS100 Radio」のニュース投稿はこちら
https://www.js100.com/en/site/post_share/view/88930