ワンデートリップ

バンコク発★週末ちょっトリップ『カンチャナブリーのサファリで、川で、インスタ女子大満足の旅』

バンコクから車で3時間。悠々自適に暮らす動物たちと、川に囲まれて過ごすステキな時間がありました。喧騒から離れ、まったり、カンチャナブリーの大自然に足を踏み入れてみませんか?

・旅して書く係・ハルノさん
体は小さいが笑い声の大きさに定評アリ

タイで私はキリン使いになった

私、知らぬ間にアフリカに来ちゃった!? ではなくて、ここはタイ西部カンチャナブリー県にある「サファリ・パーク・オープン・ズー&キャンプ」。動物たちと間近で触れ合える「タイの中のアフリカ」だ。

園内は8つのゾーンに分かれているが、動物たちはそんなことお構いなし。エサ欲しさにサファリ・バスをどこまでも追いかけてくる、シカやシマウマに愛おしさすら感じる。でも、ここで一番強いのはライオンでもトラでもなく、キリンだ。

エサを取り出すとすぐに、ほかの動物を押し退け、我先にと小さな窓へ長い首を突っ込んで来るキリンたち。その瞬間を逃してはいけない。エサを全部食べられてしまわぬよう彼らをかわしながら、2ショットをパシャリ。おまけに顔をぺろりと舐められたり。

気付けば車内はエサを求めるキリンだらけ。「なかなかシュールな光景ね」と思っているうちに終わった、生涯で一番短い1時間だった。

容赦なく首を突っ込んでくるキリン。タッチしてセルフィーもこなす姿はまるでキリン使いのよう!?

川に浮かぶ客室で、せせらぎと共に夢の中

サファリで騒ぎ疲れた体を癒してくれたのは「リバーライフ・リゾート」のラフト・ルーム。「筏」という、その名のとおり、客室はぷかぷかと川に浮かんでいる。ベランダに出ると、悠々と流れるクウェー川とご対面。こんな部屋初めて。思わずここでもパシャリ。

川の上では涼しい風が吹き、暑さは微塵も感じない。だからこそ、イスに腰掛け大自然を前に、鳥や虫たちの声に耳を澄ますのも、乙である。目を瞑ると、どこからかボートの音とはしゃぎ声が聞こえてくる。ほぼ同時に、私は川のせせらぎと共に夢の中へ。

ホテルでひと休みした後は国鉄クラセー洞窟駅へ。線路は木造、左を見れば崖っぷち、というなんともスリリングな鉄道なのだ。木造の部分を通る際は時速5kmまで落とされる。えい、と怖さをこらえつつ身を乗り出して写真をパシャリ。

車内に体を戻すと薄いオレンジとホワイトの装飾がレトロチック。ちょうど夕方で、夕日が差し込んでいる車内も、外に負けないくらい綺麗だった。

日本では考えられない、線路の上でスリリングなショット

ディナーはホテルのオープンテラスで。灯りは周りに飾り付けられたライトと、机に置かれたキャンドル1つ。

いつもなら明るい店内で大勢で囲むタイ料理も、少し仄暗い空間で川の流れる音を聴きながら食べると、まったく違う料理に思えてくる。今日撮った写真を見せ合い、1日の思い出を振りかえる。お腹も膨れ、心も満たされたところで部屋に戻った。

ありのままの生活中の象に、お邪魔します

2日目は「エレファント・ヘブン」で7頭の象と遊ぶ。ショーやライドはなく、まさに象たちにとっての天国であるここは、あくまでありのままの生活を送る象を、人間がそっと見学させてもらう、というのがコンセプト。

散歩についていけば、自由気ままに歩き回り、そこら辺の草を食べ、水浴びをする彼らの姿に愛おしささえ感じる。私が体験したのは半日コースだが、園内のキャンプで寝泊まりできるコースもある。人懐っこくて、ときおり笑顔を見せる彼らに惜しみながら別れを告げた。

こんなに大量のスイカ、ペロリとたいらげちゃいます

象に餌やり体験。ちょっと腰が引けてます

ランチは、国鉄クラセー洞窟駅までの間の線路に架かる木橋を一望できるレストラン「スアン・サイヨーク・リゾート」で。ここではゲーン・ジュート(澄まし汁)をいただこう。

バンコクでもよく見かけるスープだが、カンチャナブリーの郷土料理で、醤油ベースの出汁のこのスープは、おでんのような優しい味が特徴だ。私たちのテーブルだけで4回もお替りしてしまうほど日本の味を思い出させてくれた。

今日も今日とてたらふく食べた後は、近くにあるカフェへ。クウェー川に浮かぶここは船。装飾や色使いなど、いちいち女子心をくすぐってくる。お気に入りのタイ・ティーを飲みながらカメラを構えて、と器用なことをしながら待っていたのは電車。

電車がちょうど橋を渡る瞬間、船上(カフェの中)のいたるところでシャッター音。大自然の中に響く電子音がなぜかツボで、大笑いしてしまった。

そわそわ、いそいそ、ぶくぶく、ジャグジー・タイム

「ナティー・リバーフロント・ホテル」にチェックイン後、ディナーまでの時間がフリータイム。部屋でぼーっとするのももったいない、ととりあえず館内を回ってみる。

玄関を抜けると真正面に見えるプールではすでに宿泊客が何人か遊んでいた。川遊びでなく、敢えてプールで遊ぶのも楽しそう。水着持って来ればよかった、など少し後悔しながら続いて「キーリー・タラ・レストラン」へ。

「鉄道」というコンセプトにちなみ、天井からミニチュア線路が吊るされている。そこを勢いよく走る汽車がなんとも愛らしい。鉄道オタクでない私だけど、少しの間見入ってしまった。夜はバー、朝はバイキング形式の朝食会場になるらしい。

ディナーの後は一番の楽しみ、ジャグジータイム! お湯を溜める時間もそわそわ、何度水位を確認したことか。いそいそとお風呂に浸かり、スイッチオン。……ぶくぶく、ぶくぶく、と徐々に勢いが強くなり、歩き回って疲れた体を優しく包み込んでくれる。

お気に入りの音楽をかけて、ぼんやりと照らされているクウェー川を眺めながらふと思った。そういえば、バンコクに来てからバスタブに入ったことないや、幸せ〜。久し振りのバスタイムを満喫した。

仏堂の天井画でタイムスリップ気分

気が付くと3日目の朝。外に出ると川の方はうっすらと朝霧がかかっている。空と川の境界がごっちゃの、幻想的な風景を前にふう、とひと息。

田んぼのど真ん中にどーんっとある「ミーナー・カフェ」。コンクリート打ちっ放しの外観に、色とりどりの花を装飾しているのがおしゃれでかわいい。店内もたくさんの植物であふれ、カンチャナブリーの大自然にマッチした飾り付けだ。

昨日と同じ、お気に入りのタイ・ティーを注文して、いざ外へ行くと、見渡す限りの田んぼ。屋外にも大きなソファや2階建てのテラス席が用意され、虫の声を聴きながらのんびりとした時間を過ごすことができる。

ずっと向こうに「タイガー・ケイブ・テンプル」が見え、そこへと伸びる真っ直ぐな一本道になぜか神々しさを感じた。買ったばかりのタイ・ティー片手に再び写真をパシャパシャ。

ふう、とひと息、のんびりタイム

カンチャナブリーLOVE! にあふれた一枚

カフェから「タイガー・ケイブ・テンプル」までは車で10分くらい。着くとたくさんのトラの置物がお出迎え。ずっと昔にトラが住んでいたことが由来。

さらに奥に行くと極彩色に彩られた158段もの階段。なるほど、ここを登らないと参拝はできないのか。ケーブル・カーもあったが、ここは敢えて階段で。気合を入れて駆け上がるも、なんせ角度が急で、10段上がるたびにひと休みが必要だった。

スイーと登るケーブルカーを横目に、最後の一段を踏んだとき、見たこともない大きさのブッダが見えた。カンチャナブリーで一番大きな仏像だというからどれほどかと思ってたけど、まさかこんなに大きいとは。なかなか来る機会もないと思い、タイ人に倣って参拝。

隣のお堂の最上階にブッダの遺骨があると聞いて行ってみることに。途中の階の天井には絵があり、タイとミャンマーが戦ったときのことや、歴代国王の偉業、ブッダの誕生の話の場面が描かれている。絵を通してタイの昔を追体験できた。

ピリッとした空気に包まれた、ひと味違う雰囲気の遺骨堂には、参拝している人がたくさん。同じように礼拝したところで出発の時間が来てしまった。

かなりの迫力の遺骨堂。ここの最上階にブッダの遺骨があります

見渡す限りの山!田んぼ! ダイナミックな風景を拝めるのはここだけ

ファイナル・デスティネーション・パー・カオ・マー

ランチの後は、フォトジェニック・カンチャナブリー最後のデスティネーションとなる、地元特産の布地工房で締めくくり。

40年もの間、この道一筋の社長さんとベテラン職人さん2人が作業していた。ここはパー・カオ・マーと呼ばれるチェック柄が特徴の布地を作っている工房で、シルクに似せた特殊な糸をギーガトという機織りで織る。

この布地は水浴び(お風呂の代わり)をするときのタオル代わりにしたり、シーツの代わりにもなる万能なもの。長さ2m、幅80cmの大きな布地以外にも、財布や巾着、Tシャツなど色々な商品を色々な柄・色で作っている。

そのかわいさと、なかなか破れないという強さに心奪われ、私も布地を1枚購入。ほかにもバッグと巾着をプレゼントしてもらった。

地元で手に職を付けると、バンコクに出稼ぎに行かなくてよい、という理由から始まったパー・カオ・マーだが、今や日本人(私)の心をも惹きつける素敵な文化財になっていた。

きれいな布地がたくさん! 意外とおしゃれかも

職人さんが一枚一枚ていねいに織っていきます。ちなみにおばちゃんが着ている服もパー・カオ・マー。10年選手らしい

行く場所、体験したことがすべて初めてだったカンチャナブリーの旅。まさかキリンと2ショットしてるなんて、1週間前の私は想像もできていなかった。帰ったら家族に自慢しなきゃ。

たくさん友達ができたこともあり、帰り道は少し寂しかったが、これもまた旅の醍醐味だ。次回は友達や家族、大好きな人たちを連れてこようと思いながら、帰りのバスから見えるカンチャナブリーの風景に手を振った。

TIME SCHEDULE

【1日目】
06:35 バンコク発
09:50 「サファリ・パーク・オープン・ズー&キャンプ」着
11:30 「ヴィレッジ・ファーム・トゥー・カフェ」でトムヤムオムライスを堪能
14:20 「リバーライフ・リゾート」にてチェックイン
17:40 国鉄クラセー洞窟駅にて周辺散策
19:00 ホテルに戻ってタイ料理ディナー

【2日目】
09:00 「エレファント・ヘブン」にて象に餌やり、散歩
12:30 「スアン・サイヨーク・リゾート」でカンチャナブリー料理を堪能
14:40 「ナティー・リバーフロント・ホテル」にチェックイン
18:00 「キーリー・タラ・レストラン」でディナー
20:00部屋のジャグジーでバスタイム

【3日目】
08:30 「ミーナー・カフェ」にてフォトジェニック撮影会
10:30 「タイガー・ケイブ・テンプル」着。ブッダの遺骨を拝む。
12:00 「クルア・チョーク・ドーン」でランチ
13:30 地元特産の布地工房・ショップでお買い物
14:40 カンチャナブリー発
18:00 バンコク着

TRIP MEMO

宿泊どころ

The River Life Resort

場所 34/5 Moo 6, Wang Kra Jae, Sai Yok, Kanchanaburi
電話 09-8525-6152(タイ語/英語)
HP www.theriverliferesort.com
料金 1500B~(時期により変動)

Natee The Riverfront Hotel

場所 77/77 River Kwai., Thamakham, Kanchanaburi
電話 0-3451-8777
HP www.nateetheriverfront.com
料金 2990B~(時期により変動)

見どころ

Safari Park Open Zoo & Camp

場所 40/2 Moo 5, Nongkum Bophloi, Kanchanaburi
電話 0-3453-1888 (タイ語)
営業時間 9時~17時 無休
HP www.safaripark-kan.com
料金 大人550B、子供350B

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