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コン・ジョン・ジャ・ルアイ・マイ・ダイ・ロー
คนจนจะรวยไม่ได้หรอ
「貧乏人は金持ちになっちゃだめなの?」
タイ政府発行の、通称「貧乏人カード」を巡ってSNS上で大炎上中。昨年11月、政府はカード保持者を対象に現金を支給したのだが、車に乗り、金のネックレスを着けた女性が、カードと500B札を手にした写真をFBに投稿。
ネット民の大炎上を受け記者が取材に行くと、「え? 貧乏人は金持ちになっちゃだめなの?」と平然と答えた。申請時は貧乏だったが、結婚して金持ちになったと説明。ネット民は「カードを持っていない中間所得者層だって苦労しているのに、政府はなにを考えているんだ」と炎上は止まることを知らない。
ポム・ヨーム・ターイ
ผมยอมตาย
「私には死ぬ覚悟がある」
昨年12月12日、東北部ブンカーン県に視察に行ったプラユット首相は、集まった県民に向かって壇上で語る。「首相は大変な仕事だが、国民のため、政治家として死ぬ覚悟がある」。
翌日、タイ字新聞各紙はこぞって「首相、国民のために死ぬ覚悟がある」と見出しを付け、今まで政治家を自称して来なかった首相が、2月に選挙を控え人気取りに出てきた、と皮肉まじりに報道した。
ンギアップ・ペン・パーチャー
เงียบเป็นป่าช้า
「墓場のように静か」
昨年7月に起きたボート沈没事故を受け(→本誌p.13に詳細あり)、タイを訪れる中国人観光客が激減。特に影響を受けているのが、プーケットだ。「墓場のように静か」「ここ10年で最低の観光客数」などと報じられるほど。そんな中、イミグレーション職員がFB上で「プーケットは、この先どうしたらいい?」と投稿するとこれがバズって900以上の回答が寄せられる。ただ、そのほとんどが「物価が高すぎる」「ぼったくりしすぎ」といった内容ではあったけれど。
2019年1月5日発行 ダコ496号に掲載