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ハーム・ワット・ティー・ラカン
ห้ามวัดตีระฆัง
「寺が鐘を打つのを止めさせる」
10月4日、バンコク都内の寺院が鳴らす鐘の音にクレームした女性の事件がネットやテレビで報道され、波紋を呼んでいる。
創建300年以上の古刹ワット・サイでは、毎朝3時半から鐘を鳴らすのだが、そばに建設された高級コンドに住む女性が「うるさいから止めてほしい」と区役所に苦情申し立てをしたという。それを受けて、ネット民の間で「がまんできないなら引っ越せばいい」「信仰心のないヤツだ!」と炎上騒動に。掲題は、ニュースになった際のヘッドラインだ。
さらに、警察がこのコンドの調査に乗り出した際に、偶然、国際指名手配犯だった韓国人を逮捕できたというおまけ付き。
クライ・カー・プラサート
ใครฆ่าประเสริฐ
「だれがプラサートを殺したか?」
現在、タイのネット民は犯人探しに夢中だ。チャンネルONEにて放映中のタイ・ドラマ「ルアット・コン・コン・ジャーン(意訳:血は濃くとも情はなし)」は、中華系タイ人のホテル・オーナーの遺産相続を巡る殺人事件の話で、犯人がだれかわからない趣向が売り。実話がベースだが、細部を変えているため、実際の事件を知っている人も犯人はわからない仕掛けなのだとか。ネット上では連日、掲題のハッシュタグを付けた投稿で、熱い推理合戦が繰り広げられている。
スー・マージャーク・チャーオバーン
ซื้อมาจากชาวบ้าน
「地元の人から買ったんだ!」
カンチャナブリー県の国立公園にて10月7日、事件が発生。警官が保護区にて無許可で宿泊していたグループに職務質問したところ、ライフルと短銃、そして保護動物であるビントロングの手4本を保持していた。「猟をしていたのではない。これは地元の人から買ったんだ」と弁明。ネット上では、「買ったなんてだれが信じるか」とにわか炎上の気配を見せている(10月8日現在、続報は次号にて)。
2018年10月20日発行 ダコ491号に掲載