編集部のタイ人経理部長「ブン」がタイに住む日本人の悩みを快刀乱麻で解決する!
今号の読者からのご相談
(前略)最近ネットの売買サイトを通じてブランドのバッグを売りました。ところが相手が、バッグは偽物だと物凄い剣幕で電話して来ました。
そのバッグは、数年前にドイツ人の友人から譲り受けたもので、私自身ずっと本物だと思っていました。その取り引き相手は、電話口で罵り、怒鳴り散らし、こちらが返金を申し出ても冷静に聞き入れてもらえませんでした。
何度か同じような電話とメッセージを送りつけて来て、売買サイトには「……に騙された」と投稿までする始末です。売買サイトの運営会社には通報しましたが、投稿の内容は削除されていますが題名はそのまま残っています。
こちらは真摯に対応しようとしたのに、それを拒否し、なぜこのような個人攻撃を続けるのかまったく理解できません。何か良い解決策はありますか?(困ったちゃんより)
ブンからの回答
ちょっと大げさかとも思いましたが、タイ政府のコンピュータに関する犯罪を扱う部署に電話して聞いてみました。
第一声が「その相談者の日本人、すでに金を返したのか?」でした。困ったちゃんが返金したのに個人攻撃をしているのであれば、その行為は明らかに違法となるそうです。3年未満の禁固か20万B未満の罰金、または両方が課せられます。ということですので警察に相談してくださいね。
(編注・ご相談の内容がタイの売買サイトでタイ人にバッグを売ったものと想定してお答えしています)
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