虚構新聞(http://kyoko-np.net)について
虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。

4種類の味が楽しめるファンタ#WTF。「第4の味」は……
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ウドンターニー県でドリアンを栽培するソヴァ農園は24日、ライチ味やバナナ味など4種類の味が楽しめる新品種「WTF」を発表した。ドリアン独特のにおいや味をやわらげて抵抗を減らすだけでなく、実際に切って割るまでどの味になるか分からないドキドキ感も味わえるという。
WTFは、ソヴァ農園が6年かけて開発した新品種。他の果物の遺伝子を特殊な方法でドリアンに組み込むことで、その果物のにおいと味を出すことに成功した。ドリアン独特のにおいと味を苦手とする人は多いが、他の果物で遺伝的に上書きしたWTFは、その果物と同じ味になって食べやすくなっているという。
今回発表された味は、現在販売中の清涼飲料「ファンタ#WTF」を参考にした「ライチ」「パイナップル」「バナナ」の3種類。ファンタ#WTFは、缶の見た目がほぼ同じため「開封するまで味が分からない」新商品で、シークレットとして「第4の味」があるらしいとネット上で話題を集めている。
普通のドリアンと見た目が変わらないWTFも、ナイフを入れるまでどの味か分からないが、開発担当者は「どの味でも元のドリアンよりはまし。ファンタと同じように、くじ引き感覚で楽しんでほしい」と話す。おすすめはパイナップル味だという。
この日の試食会で振る舞われたWTFは、組み込まれた果物の味とにおいが強く感じられ、ドリアンの臭みはほとんど消えていた。フルーツソムリエとして知られるソムチャイ氏は「すばらしい出来栄え。そっくりすぎて元のフルーツを食べた方が良いくらいだ」と激賞。ソムチャイ氏は、まもなく会場スタッフから舞台裏に案内されると、そのまま最後まで席に戻ることはなく、代わりにゾウのぬいぐるみが鎮座していた。
さらに終了直前「ワンモアシング(もう1つ)」のサプライズとして、「第4の味」を発表。いち早く感づいた一部の出席者が、慌てて出口へと駆け込んでいくなか、第4のWTFにナイフが入れられた瞬間、鼻がもげるような強烈なにおいが会場内に立ち込めた。
ネット上のうわさによると「ファンタ#WTF」第4のシークレットはドリアン味だという。
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