編集部のタイ人経理部長「ブン」がタイに住む日本人の悩みを快刀乱麻で解決する!
今号の読者からのご相談
(前略)担当者からビザ更新手続きの日程を指示され、それに従い手続きを行っていました。
今回、未経験の新人スタッフがビザ担当となり、(中略)「間に合う」と言われた最終日に手続きに行き、結局時間が遅いという理由でビザ更新ができず、(中略) 4日間のオーバーステイ。
それ自体とても残念で、今後の不安もありますが、会社から、「(中略)自己責任」とされ、オーバーステイフィーやビザの申請の一部負担を言い渡されたことにショックを受けました。(中略)ただ、この担当者が一概に悪いとは言えません。なぜなら、彼女が未経験で社会経験も少ないと知っていながら採用し(中略)、これは、会社の採用責任であり、管理が不十分であった結果だと考えます。(中略)
ブンさんに訊きたいのは
①オーバーステイになった場合、今後のビザ取得に影響はあるのか。②起業の際に影響があるのか。③会社にビザ申請やオーバーステイにかかった諸費用を請求できるか。④会社からの正式な謝罪と会社の過失でオーバーステイになった旨を記載する正式な文書の発行。⑤就労規則にある、任期満了前の退職の罰金制度は日本では労基法に違反するが、タイでは合法なのか。⑥就労規則内にある、タイの法律を守る、を会社の過失で違反させられたことになったが、これについて会社にどう対応させるべきか。(後略)(匿名希望)
ブンからの回答
誌面の関係で回答だけ。①②4日程度はまったく影響なし。③すべき。④依頼はメールで。要求した証拠になる。⑤会社はビザ代ほかを投資しているから従業員から正当な理由なしに損害を与えられたら賠償義務が生じるという考え方はあり。⑥罰金を払うのも法律に従っています。話し合えば会社は非を認めると思うのですが。
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