ヒョウタンって食べられるの? これが食べられるのか、こんな風に食べられるのかと、タイに来てから何度も驚かされています。ナスの種類が多いことにも、ナスを生で食べてしまうことにも驚きでした。
ナスの卵炒めかと思ったら、タワシや化粧水でなじみのヘチマでビックリしたこともあります。(九州や沖縄では食されています。)今では当たり前のように食べているソムタムも、パパイヤの未熟なものを食べるなんて最初は驚きでした。日本では捨てられるようなスイカやカボチャの間引きした未熟な果実も市場で見かけます。
素材の味わいを活かした料理や調理法は、日本料理のおはこです。タイ料理は、逆に強烈な味付けや独特の調味料で、苦くても渋くても食べられるように工夫し、使う食材の幅を広げているかのようです。対極にあるようで、素材を大事にするという意味では同じなのでしょう。
もっともヒョウタンやヘチマのように日本料理にも応用できるクセのない野菜も多いです。味噌汁にも使えるので重宝です。
<材料>4人分
ヒョウタン 2個(250g)
水 200cc
ヤマモリの白だし 大匙
海老 4尾
水溶き片栗粉 大さじ1
<作り方>
1:ヒョウタンは、皮をむいて乱切りにします。
2:鍋にヒョウタンと水を入れて加熱し、沸騰したら白だしを加えます。
3:ヒョウタンに火が通ったら海老と水溶き片栗粉を入れ、ひと煮立ちしたら出来上がりです。
\ 今回のレシピにヤマモリ!/
ヒョウタンは、トウガンより柔らかく料理しやすい野菜です。タイ料理もおいしいですが、やはり和食でじっくり味わいたくなりますよね。味がよくしみるので煮物にピッタリ、色を活かしたい煮物には白だしが便利です。
ヤマモリの白だしは、淡口しょうゆをベースに鰹のダシをしっかりと効かせています。ひと手間かけてあんかけにすると料亭気分を味わえますよね。

これ1本で和食が手軽においしくできる白だし。今回のような煮物料理の場合、素材の色を活かしながら上品な味わいの煮物に仕上がります。500ml