虚構新聞バンコク版

【虚構新聞バンコク版】からまり電線にさよなら 電柱・電線着色工事始まる vol.053

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虚構新聞(http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。

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バンコク都内のからまり電線。漏電事故も相次いでいて危険だ

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複雑に絡まりあったおびただしい数の電線が景観上美しくないとして、都衛生局は23日から電線と電柱の着色工事に乗り出した。

 

バンコクでは見慣れた風景となった、乱雑に架けられた「からまり電線」だが、タイの電圧は220Vと日本の2倍以上に高いため、漏電による感電死も後を絶たない。都心では電線地中化も始まっているが、整備にはまだ時間がかかるため、漏電問題はひとまず先送りとし、景観問題だけでも対処するため、電柱と電線の着色工事に取りかかることを決めた。

 

着色工事は電柱・電線を景観に溶け込ませるようにして周りの風景を描き込んでいく気の遠くなるような作業だ。今回の工事のために、トリックアート(だまし絵)が得意な芸術家を国内外から広く募集した。

 

この日の作業は都内でもからまり電線の多いサートーン通りを中心に500メートルの範囲で行われた。午前7時から始まった着色工事は午後8時に終了。それまで電柱と電線が覆っていた風景だったが、完了後はまるで何もないように全く存在感を感じなくなった。現場監督として指揮を執ったソムチャイさんは「電柱も電線も街並みに溶け込んで空が広くなったように見える。地中化までの場つなぎとしては十分でしょう」と自信を見せた。

 

衛生局では今後さらに対象地域を拡大し、半年以内に都内全域で作業を終えたいとしている。

 

なお工事が完了したサートーン通りでは、何もない場所で頭をぶつけたり、感電したりする事故が相次ぎ、これまでに男女計18人が近くの病院に運ばれているが、今回の工事との関連性については今のところ不明だ。

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