日本は、前からジワジワときていたパクチーブームがいよいよ頂点に達したかのようです。
コリアンダーとか香菜と呼ばれていたのが、すっかりタイ語のパクチーが標準となって、パクチスト(パクチニスト)という言葉まで生まれました。それだけタイ料理のイメージが強いのでしょうが、パクチーは地中海生まれで、ベトナムやインド、中国、メキシコ、ポルトガルなどでもたくさん使われています。
パクチーは、ビタミンやミネラルも豊富ですが、特に重金属などの有害物質を体外に排出する効果があると注目されています。そんなパクチーを日本人好みの料理でたっぷり食べられたらうれしいですね。
今回は特別に私の健幸料理の店サラッディーの名物「パクチーピータン豆腐」を紹介しましょう。パクチーが苦手だったのにこの料理でパクチーに目覚めたという人がいるほどです。中華料理のようでもありますが、味の濃い風味豊かなニッポンのしょうゆがポイントです。
<材料>
パクチー お好きなだけたっぷりと
絹ごし豆腐 1/2丁
ピータン 1個
ごま油
白ごま
*特製ニンニクしょうゆ(下記コラムを参照)
ヤマモリの特選しょうゆ
ニンニク(みじん切り)
<作り方>
(1)ヤマモリの特選しょうゆにニンニクのみじん切りをたっぷり入れて15分以上おきます。
(2)豆腐を一口大にカット、ピータンの皮を剥いて8等分して皿に盛りつけます。
(3)パクチーを細かく切ってたっぷり盛り付けます。
(4)ニンニクしょうゆのニンニクは入れないようにしょうゆだけをまわしかけ、ごま油を少々たらし、白ごまをふります。
\ ポイント /
本当は教えたくないサラッディーの特製ニンニクしょうゆです。秘伝といっても目からウロコなくらい簡単なのですが、ニンニクをみじん切りするという発想はなかったのではないでしょうか? ヤマモリのしょうゆをもっと使ってほしいので思い切って大公開です。
ニンニクしょうゆは、冷蔵庫に入れれば長期保存が可能です。長く保存するとしょうゆにとろみが出ます。しょうゆもニンニクもそれぞれなくなったら継ぎ足しながら使うといいでしょう。
この料理は、豆腐やピータンと合わせていますが、パクチーとキュウリの千切りだけでもおいしいです。もちろんパクチーなしにふつうの冷奴に使えますし、パスタやスープなどニンニクとしょうゆを使う料理にいちいちニンニクを切る必要もなく手軽に利用できます。ニンニクの欠片は、生で食べる料理の場合はきつすぎるので加えない方がいいでしょう。
\ 今回のレシピにヤマモリ!/
しょうゆメーカーのヤマモリは、タイでもいろいろな種類のしょうゆを出しています。その中でも旨味と香りの強い特選しょうゆがおすすめです。キョーレツな食材に合わせるからこそしょうゆのおいしさがわかります。特選しょうゆでパクチーを家庭で食べる「うちパク」をお楽しみください。