今号の読者からのご相談
(前略)ラムカムヘン通りソイ150の「ムーバーン・タラロム」に20年以上住んでいるものです。最近うちの正面に警備員用の腰かけ場所をつくられ、夜中に他の警備員(見回り要員)が集まり、うるさくて睡眠を妨害されています。
現場の責任者に苦情を申し立てても無視、あるいは「ここはタイだ。日本人は日本へ帰れ」といった低レベルの対応をしてきます。警備会社の所在電話番号を聞いてももちろん教えません。ただのおじさん、おばさんを雇い入れてただ現場に導入しているようにみうけられます。もちろん、ムーバーンの管理事務所は管理費をとりたてているだけでなにもしません。
高血圧の病もちです。どうかブンさんの調査能力でこの警備会社の所在と雇用、研修の内容を聞いてはもらえないでしょうか。お願いいたします。(L)
ブンからの回答
警備会社を突き止める
ムーバーン・タラロムのセールスオフィスに電話して「物件を探しているが、共益費に含まれる警備について教えてほしい」と切り出してみました。
セールスオフィスではどこの警備会社かわからなかったので、ダコのメッセンジャーが現場へ行き「兄が警備員の仕事を探している」と言って警備会社をつきとめました。
ST SECURITY & AGENCYSERVICE社(24時間コールセンター08-6392-6979)です。
警備会社の雇用と研修
ウェブサイトをみると雇用要件は20~50歳の男女、中卒以上、犯罪歴がなく、保証人要、など13項目があり、研修は、警備の仕方、消火訓練、交通規則の把握、素手での護身術、緊急事態の誘導方など10項目があります。
オーナー委員会で提議
警備員と直接揉め事を起こすのは得策ではありません。ムーバーンにはオーナー達で組織する委員会がありますので、そこで提議してください。
ここに住むタイ人がネット上で、頻繁に泥棒の被害があると書いていました。提議して改善されない場合、改善を希望するオーナーと共に警察へ訴えて下さい。
ダコ編集部の経理、ブンに相談したい方はmail@daco.co.th まで匿名で