ワンデートリップ

【週末★トリップ】バンコクエアウェイズで行くミャンマー紀行3泊4日 【前編】首都ネピドー滞在「静寂の街」

2月末、当コーナーの名物ライターが、ミャンマーの首都ネピドーに降り立った。バンコクエアウェイズPG721便、スワンナプーム国際空港17時15分発のフライトで約2時間半。プレスツアーに参加した彼は、「異世界のような静けさに感動した」と感想をもらした。

 

今号では首都ネピドーの姿を、次号では遺跡の都市、バガンをお届けします。
次のあなたの旅の参考になりますように。

 

左)スイートのプライベートプールでカクテルパーティー

右)ウッパタサンティー・パゴダはヤンゴンのパゴダのレプリカ

 

【旅して書く係】 髙田胤臣 : 親子の旅紀行もずんずん一人旅もお呼ばれ旅も、なんでも来い!

 

何もないことにワクワクした街

ネピドー唯一の国際線はこのバンコクエアウェイズ

 

ミャンマーの首都、ネピドーの空港に降り立ったとき、すでに19時を回っていた。国際空港でありながら、国際線の乗り入れはバンコクエアウェイズのみ。イミグレーションも我々のためだけに開かれているようなものだ。

 

ネピドーは人工的に作られ2006年に遷都されたばかりで、歴史深い国ながら、ここには歴史がないという、不思議な場所だ。

 

しかし空港の外に出て、突然の感動を覚えた。それは今回のタイ・メディアツアー参加者たちを主催した「ケンピンスキー・ホテル・ネピドー」のバスがターミナル前に迎えに来て、我々の荷物を積むためにエンジンを切ったときだった。

 

その瞬間、ほぼ完全な静寂が訪れた。タイの田舎町だってここまで静かなことはない。異次元か? 本当に異世界に来たような気分になる。空港からホテルまでも途中までは街灯が一切なく、ホテル近くは明るいが人影も走っている車もなにも見かけない。

 

逆に不思議な世界を表現した映画や小説ができあがるのではないか。なにもないことにワクワクするなんて、という感動があった。

 

街の2大観光、寺院と宝石博物館

左)朝食も種類が豊富、サービスも上等で最高

右)2日目の昼食はケンピンスキーで。写真はポークビンダルー

 

翌朝の朝食。このレストランはフランス人シェフが常駐しているので、パンとスイーツがおいしいのだとセールス& マーケティング・ディレクターのサトウ氏が教えてくれた。彼は6年ほどタイで暮らしていた経験もあるプロのホテルマンで今回のツアーの責任者だ。

 

朝食を終えると、我々一行とフランク・ドロン総支配人を乗せたバスはネピドーの市街観光に出かけた。総支配人は「ネピドーは今後大きく発展し、ネクスト・バンコクになり得る」と強調して説明してくれた。

 

ネピドー周辺は元々地元民がいたので人がいるにはいるが、人口はかなり少ない

 

僕個人の印象だが、ASEAN 経済共同体の発足が追い風になりネピドーもきっと大きくなるだろう。しかし、1、2年のことではない。各国大使館も移転したのち、10年もしくは20年後なのではないか。そういう点では逆に今進出してコネを作るというのもありなのかもしれない。

 

パゴダの中に入ることができる。女性は中央の柱には近づけないので注意

 

市内観光の目玉は2009年にできた寺院、ウッパタサンティー・パゴダと宝石博物館だ。パゴダはヤンゴンの有名なものの実物大レプリカで中に入ることが可能だった。

 

ジュエリーショップは格安で宝石やパワーストーンを買うことができる。

サファイアなども十数ドルから。パワーストーン系は1ドルからある

 

宝石博物館は原石などが飾られていて見応えはあるが、注目は階下にある売り場だ。約50 店ほどのショップに翡翠やサファイヤ、琥珀などが並ぶ。しかも、バンコクの1/3 くらいの値段だそうだ。確かに安いものでは1ドル(約30B)からあったし、値引き交渉もできた。タイでもパワーストーンが流行っているらしく、今なら土産としても喜ばれるだろう。

 

静かな街でこそ光る5ツ星

ツアーで用意していただいた部屋も十分豪華

 

午後はケンピンスキー・ホテルの中、特に2014年11月の東アジアサミットで訪問したアメリカのオバマ大統領が泊まった部屋をじっくりと見学させてもらった。

 

とにかく高級だった。僕の部屋もベッドの寝心地は最高だし、Wi-Fi はハイスピード、防音は完璧だし、レストランやスパもすべて一流。そんなホテルの超VIP が泊まるスイートは、もはやホテルを凌駕して豪邸だった。主寝室のほか、シークレットサービスなどが滞在する部屋、プライベートプールにジムなどおよそ1400㎡にもなる。しかも、取材時のシーズンで1泊5000ドル。決して高くないレベルだ。

 

ネピドーには小規模のショッピングセンターや日本人経営の日本食レストラン「勝」もあるのだが、街の情報がまだ少ないので、旅行者が夜に出歩くのはやや不安が残る。しかし、このようにホテルが充実していれば出かける必要もなく、ホテル内で完結できる。

 

「静寂の街に高級ホテル」、っていいんだなあ。そう気づかされたネピドーの夜だった。

タイムスケジュール

1日目
15:00 スワンナプーム国際空港にてチェックイン
17:15 ネピドー行きPG721便に搭乗
19:30 ネピドー国際空港到着(タイとの時差-30分)
20:20 ケンピンスキー・ホテル・ネピドー(以下、ホテル)到着
20:30 夕食
2日目
08:00 朝食
09:00 ホテル出発
09:15 民営コンベンションセンター見学
10:20 政府系のコンベンションセンター見学
11:00 20車線道路の見学
11:30 ウッパタサンティー・パゴダ見学
12:30 宝石博物館で買いもの
14:00 ホテルで昼食
15:00 ホテル内見学
18:30 スイートルームでパーティー
21:00 解散

※3、4日目は次406号の後編「パガン」に続きます。

 

見どころ

ウッパタサンティー・パゴダ Uppatasanti Pagoda
場所 Yaza Htarni Rd., Dekkhina Thiri Township, Nay Pyi Taw, Myanmar
時間 24時
料金 無料

 

宝石博物館  Gems Museum
場所 Yaza Thingaha Rd., Dekkhina Thiri Township, Nay Pyi Taw, Myanmar
時間 9時半~ 16時 月祝休
料金 外国人5ドル

 

おすすめホテル

ケンピンスキー・ホテル・ネピドー  Kempinski Hotel Nay Pyi Taw
場所 11-12, National Guest House Project, Shwe Pyi Taw Win Rd., Dekkhina Thiri Township, Nay Pyi Taw, Myanmar
電話 +95-67-810-6061
Web www.kempinski.com/en/nay-pyi-taw

 

評価

ローカル度 ★★★★★
マニアック度 ★★★★★
セルフィー満足度 ★☆☆☆☆
リラックス度 ★★★☆☆

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