点心は70~125B程度
都内各所に高級志向の人気レストランを展開するWater Libraryグループが今年1月、セントラル・エンバシーに中華ダイニングをオープンさせた。
「紅包」は香港に本店をもつフランチャイズで、タイ国内の支店はここが3店舗目だ。店内は白を基調にした上品な内装。中華らしく大きな円卓を囲んで優雅に食事する中華系タイ人の家族が何組もいた。
シェフは全員香港かマカオから招き、本格的な香港料理を提供する。中でもイチ押しは点心だとか。
さっそく点心メニューを開いて目を疑った。安い! 1品70~125B が主要価格帯で、お店の高級感に比べるとかなりお得な印象だ。点心は全部で34 種類あり、オーソドックスなものを押さえつつもトリュフやフォアグラを使った新しい点心もある。
お店おすすめの「海老の天麩羅入り蒸し春巻き」は弾けるようなエビの食感とサクサクの衣のハーモニーがたまらない。「黄身クリームまん」は甘じょっぱい餡のとろっとろの食感がクセになる。
豚バラ肉のクリスピー焼
点心以外のメニューもレベルが高かった。特に「豚バラ肉のクリスピー焼」は専用の巨大オーブンでしっかりと脂を落としていて、他店のそれに比べるとかなりさっぱりとした口当たりだ。
ランチでは気軽に点心を楽しめ、ディナーでは接待にも使えそう。汎用性の高い店だった。
紅包 Hong Bao
時間 11時~22時 無休
場所 5th Fl., Central Embassy
電話 0-2160-5679
Web www.facebook.com/HONGBAOrestaurant
料金 海老の蒸し餃子(ハガオ)100B、海老天麩羅入り蒸し春巻き125B、黄身クリームまん85B、豚バラ肉のクリスピー焼350B、フカヒレスープ800B~