バンコクのど真ん中に住む父と母は、子どもの遊び場情報にアンテナを張り巡らしています。
今回は、かなりゆる~い休日が過ごせる郊外のショッピングセンターに入っている子ども用レジャー施設をご紹介。
次は、あなたが親子でゆるゆると遊べますように。
【旅して書く係】髙田胤臣:今回は思いっきり父の顔で子供孝行
ウニも食べられる郊外モール
父の楽しみはこのウニのみ
都心のデパートと比べると垢抜けなかったセントラル・バンナー・デパートもここのところずっと改装をしていて、だいぶきれいになった。
しかも、和食関係が徐々に充実してきていて、天丼のチェーン店「てんや」も第1号店がここにオープン。
とにかくレストラン関係は充実してきている。
今回は母アムの要望により「平禄寿司」でお昼ご飯となった。
大食いの父としては回転寿司は高くつくのがネック……。と言いながらも、しっかりとウニなんて高い皿を注文したり、十分満喫した。
ちょうど『あまちゃん』のタイ放送決定のニュースを見たばかりだったので、なんとなくウニ気分だったからよかった。
狭くて穴場。ひと家族でひとりじめ気分!
砂場には恐竜の骨が埋まっている
さて、腹ごしらえを終えて今回の目的である「ファン・プラネット」へ。
ここは今年10月3日にオープンしたばかりの子どもたちが遊べるエリアで、ゲームセンターに併設されてミニタウンがある。
このミニタウンにはファッションショーができるステージ、恐竜の骨が発掘できる砂場、車遊びができるガレージ、白い焼き物に色づけ遊び、ケーキを作るベーカリー、ボールプールやすべり台などのアスレチックがある。
ベーカリーや色塗りなどは入り口でもらうバンドを渡すことで遊べる。
言わなければバンドをくれないこともあるので要注意。なぜか、忘れてしまうようだ。
塗り絵コーナーは時間がかかるので、おとなしく遊んでもらうにはグッド
施設の規模はかなり小さいので「キッザニア」など、ほかの遊戯施設に慣れた娘のねねは最初、「狭くない?」という感想を小声で漏らした。
しかし、逆にこぢんまりしているし、まだ穴場のため人も少なく、最初の感想はどこへやら、楽しみだしていた。
アスレチック内部には空気で撃つ砲台がいくつかあって、これがハイライトな遊具。
みんなで撃ち合いながら盛り上がっていた。それこそ混んでいたら、こんなにおもしろくなかっただろう。
女の子向き!? あざやかケーキ作り
体験型施設のうち、今回はベーカリーでケーキ作りを体験した。
ケーキ作りと言っても本格的なものではなく、マフィンにクリームをのせてトッピングして持ち帰るという簡単なもの。
しかし! 写真を見てもらえればわかる通り、なんとものすごい色合いであることか!
ピンクに青、緑や黄色と、到底大人が見ると食べたいなんて思えない原色系。
だけど、ちゃんと食べられるものだそうで、子どもは大喜びだった。
クリームが入った絞り出し袋を掴んで、なんとかくるりと乗せていく。ケーキ作りにはカラフルなトッピングシュガーやグミ(だと思う)も渡され、それを使って装飾。ねねはおそらく「口に入れば同じ」という合理的な考え方でさっさと作り終えて、係員に箱詰めさせていた。
ついでの1日も、子どもにはじゅうぶんトリップ
ボールの大砲。2階部分にはミニガンが設置されていて戦える。ボールを吸い込み、天井からまくのだが、今回は壊れていた
その後も子どもたちは、親が帰ろうと声をかけるまで、延々とすべり台や砂場で遊んだ。
目の前がクーポン食堂なので、喉が渇いたり、小腹が空いてもすぐに食べに行けるし、買いものついでにも連れて行けるしで、気を張らない休日にもってこい。
家族でゆた~っとするのにいいところだと思った。
タイムテーブル
11:00 BTSトンロー駅出発
11:20 BTSウドムスック駅到着
11:40 セントラル・バンナーにタクシーで到着
12:00 昼食
13:0 0 「ファン・プラネット」入場
15:00 帰宅のため出発(タクシー)
15:25 BTSバンナー駅到着
15:45 BTSトンロー駅到着
行きかた
・タクシーのみ利用
都心からセントラル・バンナーで通じる。エンポリアム周辺から80~100B程度
・BTS+タクシー
BTSウドムスック駅下車、タクシーでセントラル・バンナーまで約50B。帰りはタクシーでBTSウドムスックかBTSバンナーへ。バンナー駅の場合は連絡通路で向かい側に、ウドムスックはデパート前から乗ること
遊びどころ
ファン・プラネット Fun Planet
場所 7 Fl., Central Bangna, 1090 Moo 12, Bangna-Trad Rd.
※館内6階の映画館近くのエスカレーターで1階上がる
時間 土日祝:10時半~19時、月~金:10時半~21時
料金 子ども250B(100cm以上、3歳以上)、150B(100cm未満、3歳未満)時間制限なし
※大人は子どもひとりにつきひとり無料 ※要靴下着用(30Bで販売)
※料金支払い用カードの保証金30B(返却時に返金)
駐車場:無料
食事どころ
館内に多数。入りやすい日本食レストランは、「てんや」「大戸屋」「平禄寿司」「吉野屋」「キン肉牛丼」「筑豊ラーメン山小屋」など